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佐渡のイメージって…?

我が彩流社の社長が、佐渡出身(佐渡育ち)ということもあり、こと、佐渡の話となると、みな嬉々として話すのですね。
かつての流刑地であったり、金山であったり、薪能、たらい船、トキであったり、それぞれの佐渡のイメージってあると思います。

いざ、行くとなると、結構、佐渡って、遠いイメージってないですか?

そんなイメージをもっている僕ですが、一度だけ佐渡に行ったことあるんです。

それはそれは、数年前のある仕事で、佐渡出身の先生に、石見銀山の話を聞きにいったときのことでした…。
インタビューをまとめるライターさんと二人でいく予定だったのですが、僕は自宅が大宮なので、東京から乗ってくるライターと乗る新幹線の時間を合わせ、大宮で合流することに。
予定通りの新幹線に大宮で乗り込んだ僕は、ライターさんを探す。しかし、いくら探しても見つからない。

とそんな時に限って、僕がケータイを忘れるという不始末を犯してしまったのだから始末が悪い。
新幹線の端から端を延々歩いても見つからず、あきらめてふてくされて座席に座った。

するとほどなくして、車内放送で私が呼び出されたのだ! そして●号車の車掌室へ行くと、電話が入っているという。
本来は、こういう電話は受け付けないが、身内から緊急を要するといっているので、特別ですと。一体、どなたかが危篤とか、そういうことですか?
と問われるが…。いざ電話を出てみると、なんと、同行予定のライターさんだった! すると、前日遅くまで飲んでいて、乗り遅れたというのだから、僕より始末が悪い。
●分遅れの新幹線に乗っているので、●時ぐらいに新潟駅で待ち合わせをして電話を切る。車掌には、適当に愛想笑いを浮かべながら、席に戻った次第。

そして新潟駅。30分ほどおくれてようやくライターさんには遭遇できたが、何だか酒臭い。乗り遅れた自分に嫌気がさして、新幹線でビールを飲んでいたという。
そんな酒臭い息を先生に吹きかけないでくださいよと言ったけれど、不安で仕方がない。
ジェットフォイルで佐渡へ渡ったものの、ここからが鬼のようなスケジュール! タクシーを捕まえ、先生に指定した町役場まで直行。
先生の話が盛り上がり、時間がかなり経った。
夕方遅くなり、結局、そのまま港まで直行。佐渡に別れを告げたのでありました。おそらく、佐渡の滞在時間は、4時間ほど。
金山も、トキもたらい船もなんも見ていない。
ただ、酒臭いライターさんと石見銀山の話しを拝聴しただけ…。僕の佐渡のイメージって……!!
そんな珍道中を思い出させてくれたのが、先日届いた我が彩流社の最新刊『川路聖謨の佐渡赴任日記』です。
日露和親条約締結交渉の任にあたった川路の、佐渡への単身赴任の暮らしを紹介する本書は、佐渡が気になるあたな(誰?)にお勧めの一冊!

佐渡を愛する社長は、誰よりもすぐに読んでいたのを、チラッと隣の席から観察する僕がいた。

(小鳥遊)

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