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ヒマラヤ天国トレッキング地獄

今年の旅はネパール。

ネパールは旅行しやすいところなのでほとんど準備も不用と思ったが、

とりあえずまわりの人に聴いてみると、ネパールは今はやめたほうがいいと、みんなが口をそろえて言う。

理由は、2年前に地震が起きてからまだ余震が続いている、地震で多くの史跡が壊れてしまったから見るところが少ない、インドが経済制裁をしているから貧困の度合いが大きくなり、本来やさしい人々も気が立っている…などなど。
しかし行ってみると、その噂は何だったのか! 上記のどれ一つも経験しなかった。

迷っているみなさん、ぜひ、まずは行ってみてください。白人バックパッカーであふれています。

もっとも編集部には、かつての内戦のころ、フラフラとポカラを歩きまわっていたという強者の先輩がいますが。

さて、寝る時間を削って仕事をして旅に突入したので、ネパールではぜひゆっくりのんびりする予定、だった。しかし――

「初心者向け」という言葉にだまされて、ヒマラヤトレッキング地獄を歩くことに。

あの名だたるアンナプルナ・トレッキングである。

人生であんなに歩いたのは初めてだ。歩兵かというぐらいだ。最初で最後にしたい。

始まったら引き返せないところが、なにかのバツゲームのようだった。それでもこの景色が見られるのは何にも代えられない。
神々しい姿に、こういう山は近づくことさえ許されないのではと思ってしまった。

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(馬やロバとよくすれちがう)

 

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(洗濯物のむこうにヒマラヤが見える)
ネパールではなぜか、「忘れられる」ことが多かった。3品注文したら1品忘れる、2品注文したら1品忘れる(つまり1つしか出てこない!)

 

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(やっぱりモモは食べたい)
おかげで、ヒマラヤに行く前に予約しておいた宿で予約を忘れられ、従業員の部屋に泊まることに。天上が異様に低く、窓があるのに閉まらず、日がほとんどあたらない、半地下の細長い部屋。一人300円もしなかったから、良しとしよう。電卓を使っているのに計算間違いが多いのも不思議だった。

 

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(魚屋をしばしば見かけたが、魚料理はなかったなあ)
これまで歩いたどのアジアの国よりも、ネパールは路上の犬にみんなが優しかった。路上に犬用の食べ物があるし、肉屋のおじさんは肉をあげていた。

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(ちょうど一年で最大のお祭りダサインからティハールにかけての時期に重なった。玄関のところに女神ラクシュミを迎えるように光をかざる。

 

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(路上の犬も花輪をかけてもらっている!)
ただのバックパック旅行だが、私は旅先で歩くとき、いつも故・村井吉敬さんを心に抱いている。来年も、村井さんを心の友にして、庶民の暮らしの中を歩こうと思う。(アップしている間に新年になってしまった出口)