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『書店員の仕事』出版記念会に参加する

NR出版会が書店・図書館向けに発行する月刊「NR出版会新刊重版情報」の読みモノとして2009年10月号~2017年3月号に掲載された、59名の書店員によるインタビュー及び寄稿をまとめた『書店員の仕事』(NR出版会・編)の出版記念会が、リニューアルされたばかりの文京区民センターで開催。

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祝賀会には多くの出版関係者が集まり、本書に関する座談会、意見交換会がなされた。久しぶりに会う方との近況報告、新たに出会った書店員の方との意見交換など、愚生にとっては大いに啓発される会となった。

ともあれ、本書に掲載された市岡陽子氏(喜久屋書店北神戸店・2011年1月当時)による「今日もアナログ注文」からの一節を引用する。こころにグサっと突き刺さる。まさに《only connect》だ。

「……どのような仕事でも言えるが、書店員にとっても担当している棚は最終的には自分自身が全て責任を負わなければいけない覚悟を持って臨んでいる。棚構成の行き詰まりや書籍の内容を理解するという根本的な困難さに遭い、心身ともに閉塞感を抱く時もある。そんな時は出版社の知恵をぜひ授けてほしい。直接会ったことのない書店員でも、たとえこの書店にわが社の本は不要であると判断されたお店であったとしても、迷える担当者の相談にのってほしい。相手の顔が見えるつながりが、私のようなアナログ書店員を救う一番の力になると思う」

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[筆・南葵亭樂鈷]