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いま、「講談」が熱い!?

2018 年 4 月 17 日 火曜日

今年2月に出版した『おやこで楽しむ講談入門』 (続きを読む…)

シンポジウム「21世紀に求められる 人文科学と大学教育ー大学改革と人間形成」

2018 年 4 月 15 日 日曜日

昨日は、国際メディア・女性文化研究所の設立記念シンポジウムを拝聴しに日本女子大学まで行ってきました。
題目は「21世紀に求められる 人文科学と大学教育ーー大学改革と人間形成」でした。
濃密な4時間でした。パネリストとして最初にお話になった巽孝之先生の発表「人文学の通義ーその生命・自由・幸福の探究」では、人文学がそもそもなんのためにあるのかを根本から問い直すもので、知識の再分配や言葉の意義、そう、言葉ひとつで物事が立ち上がったり、そうでなかったり、つまりは、レトリックをどう身につけるのかだということだと思うのです。そもそも「実学」の意味は「真実を探求する」というもので、現在大学教育に期待される「実学教育」とは本来の意味からかけ離れているなど、大変意義深い発表で、巽先生のこの発表が昨日のシンポジウムのまさに基調になっていたようで、その後の発表者や、最後の討議の場面でも、巽先生のはなされた内容がなんどか言及されていました。
続く作家の芦辺拓氏の「仕事をサボってツイッターをやってて見えてきたこと」も興味深く、「知の共有」とは何かをその危うさを独特な表現力で話してくださいました。「印象操作」「悪魔の証明」「推定無罪」などどどのように起きるのかが非常によく伝わってきました。
岡山大学前副学長の荒木勝氏の提言は、大学の経営者からみた社会に役立つ人材とは何か。鍵語は「リベラルアーツ」でした。
そして、極めつけは上野千鶴子先生の「人文科学はなぜ必要か?」です。上野先生のマルチチャンネル、世界を複眼で見る、前提(予件)を疑う=問い続ける、専門知と人文知、メタ知識、システムとシステムの境界の間でノイズは生まれ、ノイズの一部が情報になるなど非常に簡潔に分かりやすく話してくださいました。改めて、上野先生、頭がきれると実感しました。
中沢けい先生の「フェイクニュースの時代を考える」、阿木津英先生の「無用無益のゆたかさと近代精神」も興味ひかれました。
その後の、質疑応答の時間は、正直、もっと、パネリストたちの言葉を聴きたかったし、フロアの声ももっと積極的に拾うべきだったと思いますが……。
お忙しい巽先生は別の学会のため最後の質疑応答時にはいらっしゃらなかったのですが、上野先生などと丁々発止やってほしかったなと思います(笑)。でも、お二人の考えは、なんのために人文学があるのかでとても通底しているように感じました。
久しぶりに、とても意義あるシンポジウムを拝聴したなと、充実感を噛み締めながら帰路につきました。
(小鳥遊)

映画『ホース・ソルジャー』を観て

2018 年 4 月 7 日 土曜日

過日、GWに公開予定の映画『ホース・ソルジャー』の試写会に行ってきました。

9.11直後に志願したアメリカ軍人12名が、アフガニスタンのテロ集団の拠点を制圧するまでの過酷な闘いが描かれたもの。
祖国を愛する12人の志願兵は、険しい山道を移動するのに馬を使うしかなく、
馬に乗ってテロ集団の拠点の位置の正確な座標を確認して米軍基地に空爆を要請するもの。
そのために、反タリバン勢力の協力が必至で、その文化の違いも粘り強く交渉していく、主人公に焦点が当てられる。 (続きを読む…)

季節の知らせ

2018 年 3 月 30 日 金曜日

季節の変わり目を感じるのは、もちろん自分が感じた気温や食べ物の変化、服の着方など様々ですが、やはり植物の存在はその中でも大きいように感じます。
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金聖雄監督の映画『獄友』

2018 年 3 月 25 日 日曜日

映画監督の金聖雄氏の描くドキュメンタリー映画の最新作『獄友』が公開された。
『SAYAMA 見えない手錠をはずすまで』『袴田巌 夢の間の世の中』につづく、
「冤罪ドキュメンタリー映画」の第3弾目である。
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ふしぎなこと

2018 年 3 月 22 日 木曜日

業務上、銀行のATMに行くことが多いのですが、

最近ATM画面のわきに、頻繁にあるものが置いてあるのです。

それは・・・・・・

 

飲みかけのジュースや食べ物、今日はお弁当が置いてありました!!(未開封ではなく、大体食べかけ)

 

ATMなんてそんなに長時間居ることもなかろうに、モグモグタイムが必要なのだろうか。

ふしぎです。

 

事務員

 

 

うつのみや妖精ミュージアムに行ってきました♪

2018 年 3 月 15 日 木曜日

こんにちは、編集部のダーシーです。

先週水曜日に栃木県は宇都宮にある「うつのみや妖精ミュージアム」に行って参りました。
こちらの館長は日本に於けるケルト研究 の第一人者、井村君江先生です。
井村先生は主にアイルランドのケルトをご専門にされていますが、この度、弊社から刊行した『ブルターニュ古謡集 バルザス=ブレイス』は ブルターニュのケルト研究には欠かせない一冊ということで、ご紹介も兼ねてうかがった次第です。

館内は可愛らしい妖精から、ずんぐりむっくりした妖精まで、妖精の資料や人形に溢れていました。
私は知らなかったのですが、妖精を可愛らしいイメージにしたのは、シェイクスピアなんだそうです!
それまで妖精は、どちらかというと人間にいたずらや悪さをする、あまり可愛くない存在でした。確かに、『バルザス=ブレイス』に登場する妖精も不気味な存在です。
アイルランドとブルターニュの妖精の違いに着目しながら、館内を何周もしてしまったのでした。
子どもじゅうぶん楽しめる作りで、 引き出しをあけると妖精の物語が飛び出てくるタンスなど、凝った仕掛けでも遊べます。
月に一回は井村先生がギャラリートークを開催されるとのことで、その日を狙っていくのも良さそうですね!

ご興味ある方、是非一度足を運んでみて下さい♪


ミュージアムの外観

『バルザス=ブレイス』の書影
(ダーシー)

そこまで来てるよ、春!

2018 年 3 月 15 日 木曜日

草花を愛でる画僧・永田英司師 (続きを読む…)

荒巻作品は「不死」

2018 年 3 月 7 日 水曜日

過日、第38回日本SF大賞の最終選考が行われました。
彩流社から刊行された荒巻義雄先生の『もはや宇宙は迷宮の鏡のように』は最終候補作5作にノミネートされていましたが、
残念ながら受賞にいたりませんでした。
一昨年の第36回日本SF大賞では、「定本荒巻義雄メタSF全集」も最終選考に残りましたがその折も受賞できませんでした。

しかしながら、代表作『神聖代』がアメリカで英訳されて発売されるなど、
荒巻作品の価値は世界的に認められており、今回の『もはや宇宙は迷宮の鏡のように』の作品の価値は誰よりも編集担当の私が知っているつもりです。
本作のみを単体としてお読みいただいても結構ですし、
「白樹直哉三部作」の完結篇にもあたりますので、
『白き日旅立てば不死』
『聖シュテファン寺院の鐘の音は』
と続けてお読みいただくとよりいっそう荒巻ワールドが堪能できるかもしれません。
さらに、
『白き日旅立てば不死』は、渡辺淳一の『阿寒に果つ』を併読すると、
一人の女性をめぐって、作家はこのようにイマジネーションの膨らませ方が違うのかと驚かれるかと思います。
ちなみに、荒巻先生と渡辺淳一は札幌南高校の同級生です。
渡辺淳一の作品が「果つ」と「死」に対して、荒巻作品は「不死」を意味します。SFは、死を超越するのでしょう。
それは、荒巻作品をお読みいただければお分かりのように、
長編小説でももはや「詩」であり、「詩」は「死」につながり、なによりも「死」を意識している作家だからこそ「不死」が描けるのだと思います。

と考えると、『もはや宇宙は迷宮の鏡のように』が、「死後文学」なのも頷けます。

(小鳥遊)

オリンピック

2018 年 2 月 27 日 火曜日

平昌オリンピックが閉幕しました。 (続きを読む…)