初稿 チャタレー卿夫人の恋人

初稿 チャタレー卿夫人の恋人

D. H. ロレンス 著, 増口 充 訳
四六判 / 453ページ / 上製
定価:2,800円 + 税
ISBN978-4-88202-979-3(4-88202-979-0) C0097
奥付の初版発行年月:2005年05月 / 書店発売日:2005年05月09日
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内容紹介

世界的に有名な『チャタレー』には三つの作品があった…。研究者以外にはほとんど知られることがなかった 『初稿 チャタレー卿夫人の恋人(The First Lady Chatterley)』を完訳で蘇せた貴重な書。ワイセツ論争で騒がれたとき、ロレンスは不倫の相手である「森番」を共産主義者で、階級的憎悪が一番激しく、全編にわたって方言を使う人物に設定した『初稿』を出版しようと考えていた。詳細な「解題」「文献」付き。

前書きなど

「「初稿」執筆時のロレンスは、労使間の対立の根底にある「階級の壁」を、同じ人間としての温かい生命の触れ合いによって打破し、乗り越えられると信じていた。最後の故郷訪問で目の当たりにしたストをする坑夫たちの惨めな姿が彼の脳裏に焼きついて離れず、三種のチャタレーの中でも最もリアルで生き生きとした作品に仕上げたのが、この「初稿」だと言えよう。(「解題」より)」

著者プロフィール

D. H. ロレンス(ロレンス,D.H.)

著者略歴
D.H.ロレンス 『チャタレー夫人の恋人』で知られるイギリスの国民的作家。『カンガルー』『ロストガール』『狐・大尉の人形・てんとう虫』『処女とジプシー』『鳥と獣と花』『D.H.
ロレンス戯曲集』(以上、邦訳、彩流社刊)『息子と恋人』『虹』『アポカリプス』『アメリカ文学史』など多彩な作品がある。  

増口 充(マシグチ ミツル)

1952年、長崎県に生まれる。
1975〜76年、イギリス遊学、その後南欧を放浪。
1977年、北九州市立大学外国語学部米英学科卒業。
    長崎県立長崎南高、口加高、五島高、諫早高を経て
    現在、小浜高等学校教諭。
    日本ロレンス協会、日本英文学会(九州支部)会員。
1981年夏、アメリカ、メキシコ、カナダへの旅の途上、タオスなどロレンスの足跡を
     辿る。
1985年『ロレンスのヨーロッパ史Ⅰ』(葦書房)出版。
1987年『ロレンスのヨーロッパ史Ⅱ』(海鳴社)出版。
1991
〜96年「日本におけるD.H.ロレンス書誌」(日本ロレンス協会編
   『D.H.ロレンス研究』1〜6<1921〔大正10〕年〜1940〔昭和15〕年>)。
1995年『D.H.ロレンスと現代』(共著、国書刊行会)出版。
2000年『D・H・ロレンスのヨーロッパ史のうねり』(鳥影社)出版。
2005年『D.H.ロレンス短篇全集 3』(共訳、大阪教育図書)出版。

関連書

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