ダイヤモンドと火打ち石

ダイヤモンドと火打ち石

ホセ・マリア・アルゲダス 著, 杉山 晃 訳
四六判 / 235ページ / 上製
定価:2,500円 + 税
ISBN978-4-88202-976-2(4-88202-976-6) C0097
奥付の初版発行年月:2005年06月 / 書店発売日:2005年06月06日
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内容紹介

 大空にコンドルが舞うアンデスの町で繰り広げられる愛と官能、死と再生、激情と悲哀の物語! ペルーを代表する作家アルゲダスの40代半ばから最晩年までの作品11編を収録。彼を苦しめつづけた幼い日の歪んだ性愛を綴った連作「愛の世界」も収録。

前書きなど

 「本書は、2年前に翻訳した『アルゲダス短編集』(彩流社)の姉妹編である。『アルゲダス短編集』には、デビュー作「ワルマ・クヤイ(少年の恋)」から1940年代半ばまでの13編が収められ、この『ダイヤモンドと火打ち石』には、それ以降の11編が、発表の年代順に並んでいる。彼が58年の生涯において書いた短編は、これでほぼ全部そろったことになる。」(「訳者あとがき」)

版元から一言

ラテンアメリカ文学

著者プロフィール

ホセ・マリア・アルゲダス(アルゲダス,ホセ・マリア)

jose maria arguedas 1911年にペルー南部のアンデスのまちに生まれ、少年時代を先住民インディオたちとすごした。アンデスの伝統文化と押しよせる外来文化の攻防を描いた『ヤワル・フィエスタ(血の祭り)』(現代企画室、杉山晃訳、1998)や、インディオの精神世界を情感豊かに描いた自伝的長編『深い川』(現代企画室、杉山晃訳、1993)、『アルゲダス短編集』(彩流社、2003)に収められた「水」などが代表作。ふたつの文化のはざまで苦悩しつづけた作家として、少年時代の切ない日々をふり返り、滅びゆく人びとの怒りや哀しみを、一群のみごとな短編に織りあげた。1969年に自ら命を絶った。

杉山 晃(スギヤマ アキラ)

1950年ペルー・リマ生まれ。東京外国語大学スペイン語科卒業。清泉女子大学教授。
著訳書に『ラテンアメリカの文学 5 はかない人生,井戸,ハコボと他者』(オネッティ著、鼓 直・杉山 晃訳、 集英社、1984年)、『都会と犬ども 新潮・現代世界の文学』(バルガス・リョサ著、杉山 晃訳、新潮社、1987年)、『めくるめく世界』(レイナルド・アレナス著、鼓 直・杉山 晃訳、国書刊行会、1989年)、『燃える平原』(ファン・ルルフォ著、杉山 晃訳、水声社、1990年)、『ペドロ・パラモ』(ファン・ルルフォ著、杉山 晃・増田 義郎 訳、岩波書店(岩波文庫)、1992年)、『パティ・ディプーサ』(ペドロ・アルモドバル著、杉山 晃訳、水声社、1992年)、『深い川 ラテンアメリカ文学選集 8』(ホセ・マリア・アルゲダス著、杉山 晃訳、現代企画室、1993年)、『南のざわめき ラテンアメリカ文学のロードワーク』(杉山 晃著、現代企画室、1994年)、『ヤワル・フィエスタ(血の祭り) シリーズ越境の文学/文学の越境』(ホセ・マリア・アルゲダス著、杉山 晃訳、現代企画室、1998年)、『センチメンタルな殺し屋』(ルイス・セプルベダ著、杉山 晃訳、現代企画室、1999年)、『その時は殺され』(ロドリゴ・レイローサ著、杉山 晃訳、現代企画室、2000年)、『ラテンアメリカ文学バザール』(杉山 晃著、現代企画室、2000年)、『オール・アバウト・マイ・マザー』(ペドロ・アルモドバル著、杉山 晃訳、現代企画室、2000年)、『船の救世主』(ロドリゴ・レイローサ著、杉山 晃訳、現代企画室、2000年)、『アフリカの海岸』
(ロドリゴ・レイローサ著、杉山 晃訳、現代企画室、2001年)、『アルゲダス短編集』(ホセ・マリア・アルゲダス著、杉山 晃訳、彩流社、2003年)、『ダイヤモンドと火打ち石』(ホセ・マリア・アルゲダス著、杉山 晃訳、彩流社、2005年)などがある。

目次

収録作品 ダイヤモンドと火打ち石 オロビルカ アランゴ兄弟の死 みなしご ラス・ニーティの最期 よそ者 下男の夢 古いかまど 果樹園 アイラの舞 ドン・アントニオ

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