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20世紀末イギリス小説

20世紀末イギリス小説 アポカリプスに向かって

木村 政則 著
四六判 / 298ページ / 上製
定価: 2500 + 税
ISBN978-4-88202-968-7(4-88202-968-5) C0098
奥付の初版発行年月:2005年03月 / 書店発売日:2005年03月09日

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内容紹介

バーンズ、プリースト、アクロイド、エイミス、ジー。
現代イギリス文学を牽引し、時代への批判的まなざしを持ち続ける5人のポストモダン作家を通して、20世紀末のイギリス小説の状況を浮き彫りにする(反サッチャリズム、ヴァーチャル/リアル、黙示録的世界、ヒストリオグラフィック・メタフィクション等)。
作品梗概・作家略歴付。

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書
■書評……週刊読書人(2005年5月20日)
     図書新聞(2005年6月25日)

著者プロフィール

木村 政則(キムラ マサノリ)

著者紹介 1968年神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程単位取得退学。
     現在、日本大学、國學院大學、 日本女子大学非常勤講師。
     専門は、20世紀イギリス小説。
     共著書に『差異と同一化ーポストコロニアル文学論』(山形和美編、研究社出版)、
     共訳書に『世界児童・青少年文学情報大事典』(藤野幸雄編訳、勉誠出版)がある。

目次

■イントロダクション
  最優秀若手イギリス作家
  1980年代の功罪
  この世の終わりという気分
  虚構はすでにある
  アヴァン・ポップ
  旅する作家たち

■第1章 シミュラークルの愛
 〜ジュリアン・バーンズ『イングランド、イングランド』
  二つの顔をもつ作家
  シミュラークルとしての風景
  複製国家
  ユートピア文学
  歴史の始まりと人生の終わり
  前ポストモダン種の本質的ヒューマニスト、ほか

■第2章 サイバースペースのサイボーグ
 〜クリストファー・プリースト『極限』
  ただのゲームではありません
  ジョン・ルーサー・ノヴァク、またの名を
  父、銃、そしてアメリカ
  サイボーグとしてのテリーザ
  シミュレーションのなかにシミュレーションがあって……、ほか

■第3章 アルビオンよ……目覚めよ
 〜ピーター・アクロイド『ホークスムア』
  ふむ、まるでミステリーみたいじゃないか
  反—探偵小説
  大いなる神の恐怖の素顔
  この世界という巨大な機械仕掛け
  すべてのことはアルビオンのドルイドの岸で始まり終わる、ほか

■第4章 アポカリプティック・メタフィクション
 〜マーティン・エイミス『ロンドン・フィールズ』
  ミュリエル・スパーク『運転席』
  APOCALYPSE NOW
  小説内小説のふたりの男
  だれがボスなのか、ほか

■第5章 愛することも、書くことも
 〜マギー・ジー『燃える本』
  緊迫の13日間
  想像を超えることを書くのは難しい
  『いいかえれば、死んでいく』
  主人と家庭の天使
  愛することも、書くことも……
  比喩の解体
  終わりに抗して、ほか

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