イトコエミ 978-4-88202-930-4 9784882029304 4-88202-930-8 4882029308 0093 いとこ惠美 萩原茂久 ハギワラシゲヒサ 著者略歴
萩原茂久(はぎわら しげひさ) 獨協医科大学名誉教授。 著書 『心理小説における情念と自我—ラ・ファィエット夫人研究』(風間書房) 『歴史・情念・心理─十七世紀フランス文学論』(駿河台出版社) 訳書 ヴァランティーヌ・ポワザ『実像クレーヴの奥方—《ヴァロワ宮廷の華》アンヌ・デストの生涯』(彩流社) ラム・ダス『覚醒への旅』(平河出版社)〔これはサンマーク文庫の一冊ともなる─サンマーク出版〕。 彩流社 「ふつういとこの関係というのは微妙なものなのだ。子どものころや、十代前半くらいまでは深い親愛の情をもって遊んだりする。しかしいつのまにか遠ざかってあまり会うこともなくなり、やがて遠い風の知らせに、結婚したなどと聞くことになる。……しかし私と惠美との関係はまるで違った。私の母の妹にあたる惠美の母は、その時代の女性には珍しく医科大学を出て、別の医科大学で基礎医学の研究に従事していた。……当然ながら子育ての充分な時間にも恵まれなかった。幼い惠美を朝保育所にあずけ、夜引き取りにいくことさえままならないことが多かった。…」(本書より) 従兄妹どうしの禁じられた恋を描く恋愛心理小説——フランス文学の研究者が、古典劇のテーマを日本の風土に移し換えて贈る実験的作品。
トラックバックURI
コメント / トラックバックはありません |コメントを見る/コメントする
コメントをどうぞ