ポルトガルの最果てへの旅アソーレス、孤独の群島

アソーレス、孤独の群島 ポルトガルの最果てへの旅

杉田 敦 著
四六判 / 271ページ / 上製
定価:2,200円 + 税
ISBN978-4-88202-925-0(4-88202-925-1) C0026
奥付の初版発行年月:2005年01月 / 書店発売日:2005年01月05日
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内容紹介

リスボンから飛行機で約2時間、大西洋に浮かぶ孤独の群島、アソーレス諸島。 アントニオ・タブッキが『島とクジラと女をめぐる断片』で描いた捕鯨とホウェール・ウォッチングで知られる島々。 《神が住む島》と言われ、火山活動による見事な自然景観が残るところ。 そして、古くから欧米の交易の中継点として栄え、米国の空軍基地があることから、 2003年、イラク戦争開戦に向けて、三ヵ国(米英西)首脳会談が行なわれた場所……。 10年来、ポルトガルに通う著者がアソーレスを見つめた紀行エッセイ集。 地図・アソーレス諸島のガイド付。写真多数。

*アソーレス諸島* リスボンから約1400キロ、飛行機で約2時間の距離に位置する。 サンタ・マリア、サン・ミゲル、テルセイラ、グラシオーザ、サン・ジョルジュ、ピコ、ファイアル、コルヴォ、フローレスの9つの島々。

著者プロフィール

杉田 敦(スギタ アツシ)

批評家。名古屋大学理学部物理学科卒業。アートとテクノロジーおよび哲学との関係を論じる。大学、専門学校などで、今日の表現の在り方を模索する「現代美学」を講義。著書『白い街へ』(彩流社、2002)、『メカノ 科学の機械、美学の機械』(青弓社、1991)、『ノード 反電子主義の美学』(青弓社、1994)『リヒター、グールド、ベルンハルト』(みすず書房、1998)がある。

目次

島に行くということ

アソーレスへの旅立ち
 雨の流れる空港で
 三人の男たちの影
 怠慢という悪意
 場所を縛るもの
 出発を阻むもの
 島へのチケット
 雨の日の記憶

ファイアルの光
 島の日々が始まる
 ラゴスの記憶
 奇跡の午後
 ピコの見える窓辺
 防波堤の犬

ピム港の真実
 一枚の古い写真
 月のかかる血の入江
 遠くなだらかな海の底で
 港の子供たち
 飛行艇の記憶
 出口のない迷路

カルデイラへのドライヴ
 オルタの朝
 火山のなかの島
 通り過ぎるための旅
 カルデイラの記憶
 ヴァルカオンへの路
 世界の果ての再会

島で泳ぐ、あるいは黒い砂の海辺
 泳ぐという旅
 海辺のプール
 二つの島の気配
 ファージャ、黒い砂の海岸
 波打ち際の三人
 島で泳ぐということ

クジラと波、そしてピコ
 クジラたちの午後
 ファイアルの沖合い遠く
 ピコ島に渡るフェリーの上で
 クジラ博物館への路
 女たちの海
 夜のクジラ

ピーターズ・カフェの孤独
 鷲のいるカウンターで
 ファイアルの神々
 ヴィーニョ・デ・シェイロ
 モランゲイロ、タスキーニャの記憶
 ピーターズ・カフェの夜
 上空を旋回するもの
 最後の夜

遠ざかる島影
 誰もいない空港で
 どこにも帰属しない船
 外された時計
 イマジナルな島
 群島と孤独

あとがきにかえて、リスボンにて

地図・解説(アソーレス諸島について)

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