口語体俳句論・句集「や」「かな」「けり」捨ててこそ

「や」「かな」「けり」捨ててこそ 口語体俳句論・句集

中井 三好 著
四六判 / 137ページ / 上製
定価:1,800円 + 税
ISBN978-4-88202-912-0(4-88202-912-X) C0095
奥付の初版発行年月:2004年08月 / 書店発売日:2004年08月10日
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内容紹介

日常生活から消えた文語体に固執する俳句に異論! ふだん着のことばで文学としての俳句を問う。「俳句往来」を創刊主宰し、口語体俳句を志向する著者は、文語体の「や」「かな」「けり」を捨ててこそ、口語体による俳句に魂が入るとの立場である。
 本書の第一部・口語体俳句論は、明治26年まで神とされていた芭蕉を、神の座から人間の座に据え直し、真の文学の確立と俳句の近代化に生涯を捧げた正岡子規をはじめ、明治から現代に至るまでの多様な俳人たちの苦労と足跡を追い、その中で短歌革新運動や口語自由詩、さらに古川柳にも触れながら、口語体俳句論を展開する。
 また第二部の句集『ちょっとした町で』(山崎ひさを序文)は、25年間に作った口語体俳句の成果である。

著者プロフィール

中井 三好(ナカイ ミヨシ)

1937年(昭和12)、富山県に生まれる。「河」入会、角川源義の指導を受ける。「河」同人、「人」同人を経て、1978年(昭和53)、「俳句往来」を創刊主宰、同時に口語体俳句の模索を始める。俳人協会々員。
句集『はくれん』(近代文芸社)。
著書 ノンフィクション『夕日と黒パン』『知里幸恵 ──十九歳の遺言』『「天の夕顔」のかげで──不二樹浩三郎愛の一生』『不登校生よ、ともに』(いずれも彩流社刊)など。

関連書

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