ある家族の物語 ──。母の出奔、父の死、残された四人の子供たち。孤独な人々の哀しみと奥に潜む残酷性。別離の儀式が始まる。それは家族の崩壊か出発か。揺れる家族の絆……。カナダ・ケベックの人気劇作家の作品。
(社)日本図書館協会 選定図書
1958年、ケベック州ラク・サン・ジャンに生まれる。現代ケベック演劇界を代表する劇作家。
1987年のブシャールの出世作「リリーズ、または、ロマンティックなドラマの再演(仮)」が「lilies(邦題『百合の伝説・シモンとヴァリエ』監督ジョン・グレイソン)」のタイトルで映画化。
アメリカ、ボストン生まれの翻訳家。1963年モントリオール移住。「リリーズ、または、ロマンティックなドラマの再演(仮)」の翻訳でドラ・メイヴァー・ムーア賞を受賞。1996年、詩人・劇作家ピエール・モレンシーの作品の翻訳でカナダ総督賞を受賞。
明治学院大学文学部教授。日本カナダ文学会副会長。明治学院大学大学院博士課程修了。ブリティッシュ・コロンビア大学客員研究員(1991-1993)。著書に『J.D.サリンジャー文学の研究』(繁尾久・佐藤アヤ子 共編、東京白河書院、1983年)があり、訳書に『またの名をグレイス 上・下』(マーガレット・アトウッド著、佐藤アヤ子訳、岩波書店、2008年) 『孤児のミューズたち』(本訳書…ミシェル・マルク・ブシャール著、リンダ・ガボリオ・佐藤アヤ子訳、彩流社、2004年)『寝盗る女 上・下』(マーガレット・アトウッド著、佐藤アヤ子・中島裕美 共訳、彩流社、2001年)『ドライリップスなんてカプスケイシングに追っ払っちまえ』(トムソン・ハイウェイ著、佐藤アヤ子訳、而立書房、2001年)『同一性の寓話—詩的神話学の研究』 (ノースロップ・フライ著、駒沢大学N.フライ研究会 共訳、法政大学出版局、1984年)『サリンジャー作品集〈6〉一九二四年、ハプワースの16日目・サリンジャー文学の世界』(共訳、東京白川書院、1981年)などがある。
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