アマーロ神父の罪

ポルトガル文学叢書 13
アマーロ神父の罪 O Crime do Padre Amaro

エッサ・デ・ケイロース 著, 浜崎 いとこ 訳
四六判 / 485ページ / 上製
定価:2,800円 + 税
ISBN978-4-88202-889-5(4-88202-889-1) C0097
奥付の初版発行年月:2004年04月 / 書店発売日:2004年04月30日
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内容紹介

神父さんの恋物語? いいえ、あなた自身の物語です!ポルトガルを代表する写実主義の作家が描く文学史にのこる衝撃の大作!教会の戒律を破って愛し合う新進の神父と教区の若き女性との激しい愛、そして憎しみ…。二人を取り巻く人々の生活と共に描く、いつの時代も変わらない人間の物語。本邦初訳!

 

前書きなど

「『アマーロ神父の罪』は一見、司祭と若い女性の恋物語のようにも読めますが、私は人間の内奥に潜む表現しがたい心の矛盾を描いたものと思っています。神父と若くて美しい信者の恋を中心に、二人をとりまく聖職者、貴族、商人、知識人、若い労働者、熱心な信者たちの生態を、陰謀を絡み合わせてあますところなく描いています。人のさまざまな面、ちょっとした狡さ、卑怯さ、欲や嘘、弱さ、利己主義、日和見、保身、横柄さや卑屈さ、また一瞬の優しい気持ちや正義感が湧いたり、また悩んだりなど、命のはかなさ、頼りなさとともに人の社会を描いている古くて新しい小説です。」(「訳者あとがき」より)

版元から一言

★原作は、2002年メキシコで映画化され空前の大ヒットを記録。2003年のアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞の外国語映画賞にノミネート。昨年、10月に日本でも公開された。現在、DVD(CPEJ)も発売中!

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

エッサ・デ・ケイロース(ケイロース エッサ デ)

José Maria Eça de Queirós 1845年11月25日 ポルトガル北部ポヴォア・デ・ヴァルジンで生まれる。父はジョゼー・マリア・デ・アルメイダ・テイシェイラ・デ・ケイロース、母はカロリーナ・アウグスタ・ペレイラ・デ・エッサ。複雑な出生から子ども時代は父方の祖父母とアヴェイロ近くの農園で暮らす。
1855年ポルトのコレジオ・ラパに入学。1861年16歳でコインブラ大学法学部に入学。文学、演劇に関心を示す。1866年卒業後、弁護士となるがあまり興味はなく、そのころから文学活動を始める。途中エヴォラで新聞の編集発行、官吏としてレイリアに赴任。その間に公務員試験を受け、外交官となる。1872年のキューバ(2年)をはじめ、ニューカッスル、ブリストル(イギリス13年)、パリ(12年)と休暇でポルトガルに戻る以外27年間の海外生活を送る。その間に多くの作品を書き、発表。1900年8月16日死亡。
邦訳に『縛り首の丘』(白水社ー白水Uブックス)、『EL SUAVE MILACRO』(Esa de Queiros(エサ・デ・ケイロス)著、Clarice Jaeger画、新世研、2003年)、『O SUAVE MILACRE』(Esa de Queiros(エサ・デ・ケイロス)著、Clarice Jaeger画、新世研、2003年)、『The Gentle Miracle』(Esa de Queiros(エサ・デ・ケイロス)著、Clarice Jaeger画、新世研、2003年)、『世界短篇文学全集〔9〕南欧文学近代 収録「宝物」O Tesouro、「フレイ・ジェネブロ」Frei Genebro』(浜口乃二雄訳、集英社、1963年)などがある。

浜崎 いとこ(ハマサキ イトコ)

上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒。リスボン大学文学部ポルトガル語・文化コースで
ディプロマ取得。その後仕事をしながら断続的に本書を翻訳。

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