グローバル化の中で「階級」という古典的概念の復権は可能か? 経済不安のなか、人々の間に貧富の差や社会的階層の亀裂が影を落とし始めている。その事態を真に理解するための現実を暴く概念装置を古典の読みと現状を踏まえ提起する野心作。
1979年、一橋大学社会学研究科博士課程単位取得。現在、一橋大学社会学研究科教授、社会学博士。
著書に『階級論の現在』(ジョン・スコットとの共著、青木書店、1998年)、『20世紀の夢と現実ー戦争・文明・福祉』(共編、彩流社、2002年)。
訳書に『イギリスのニューレフトーカルチュラル・スタディーズの源流』(リン・チュン、彩流社、1999年)、『グローバリゼーションとはなにか』(ウェイン・エルウッド、共訳(姉歯暁との)、こぶし書房、2003年)、『階級社会ーグローバリズムと不平等』(ジェレミー・シーブルック、青土社、2004年)がある。
収録内容
まえがき——グローバリゼーションの中の階級
序 章 階級論の復位
第1部 現代日本における階級の発見
第一章 労働者階級の発見
第二章 資本家階級の発見
第三章 中間階級の発見
第2部 階級論の古典的伝統
第四章 マルクスにおける階級の概念
第五章 ヴェーバーにおける階級の概念
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