同じ著者によるケルト紀行シリーズ5作目。フランス異色の地・ブルターニュは、ケルトの宝庫だった。各地にのこるアーサー王伝説、聖アンナ信仰、奇妙な巨石、ブルトン語、さまざまなフェスティバルなど、ケルトを幻視する歴史紀行。写真・地図多数。
「おわりに」から→今回の旅ではあちこちで、アーサー王をはじめ〈ケルト〉の幻影を体験することができた。それもこれも、ブルターニュに〈ケルト〉がいまなおしっかり根づいているからである。……ほんの少し、〈ケルト〉を頭の片隅に入れておくと、ブルターニュにただようきわめて濃い〈ケルト〉にビンビン反応できる。……ブルターニュの古都ナントからスタートし、イール・エ・ヴィレーヌ県、モルビアン県、コート・ダモール県、フィニステール県の順で筆をすすめ、かつてドゥルイド教の拠点だったサン島で締めくくった……。
エッセイスト。1954年大阪市生まれ。
大阪大学文学部美学科卒業。元読売新聞大阪本社記者。ケルト文化に魅せられ、ケルト文化圏への国・地域への旅を続けている。映画と洋酒にも造詣が深く、ユニークな執筆活動を展開中。日本ペンクラブ会員。関西大学社会学部非常勤講師。著書に『ウイスキーはアイリッシュ〜ケルトの名酒を訪ねて』(淡交社)『シネマティーニ 銀幕のなかの洋酒たち』(淡交社)『ケルト映画紀行〜名作の舞台を訪ねて』(論創社)『ぜんぶ大阪の映画やねん』(平凡社)など。
彩流社から「ケルト」シリーズとして『スコットランド「ケルト」紀行〜ヘヴリディーズ諸島を歩く』『スペイン「ケルト」紀行〜ガリシア地方を歩く』『北アイルランド「ケルト」紀行〜アルスターを歩く』『中央ヨーロッパ「ケルト」紀行〜古代遺跡を歩く』を刊行。
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