アイルランド人作家が、ロサンゼルスに住む
イタリア人家族の人間模様を精緻な筆致で描く
長編小説。
息子と2人、LAに暮らすイタリア人女性カーラ。
先に帰国している夫からは、彼女を攻めたてる
手紙が束となって届いていた。結婚生活に疑念
を抱くなか、ある日、カーラは知り合いの女性から
カトリック司祭への恋心を打ち明けられる……。
結婚生活に迷う妻、エキセントリックな少女に
惹かれる息子、妻を遠隔操作する夫、そして
教会離脱を考えるカトリック司祭。無秩序な都市
LAを舞台に、カトリック司祭と無神論者との恋、
思春期を迎えた少年の不安定な日常を繊細な
構成で描き、家族とは、夫婦とは、親子とは何か
を問いかける。
Julia O’Faolain 1932年生まれ。作家ショーン・オフェイロンの娘。ダブリンのユニヴァーシティ・カレッジで学位取得後、ローマでパリで学ぶ。フィレンツェに数年滞在後、ロサンゼルスとロンドンを拠点として活躍。現在、ロンドン在住。代表作は、『Women in the Wall(1975)』『No Country for Young Men(1980)』『The Obedient Wife(1982)(本書)』『The Irish Signorina(1984)』など。
1941年生まれ。1964年、奈良女子大学文学部英語英米文学科卒業。1972年、奈良女子大学大学院文学研究科卒業。1972年より奈良女子大学文学部附属中・高等学校教諭、同時に奈良女子大学文学部非常勤講師として勤務。2002年、奈良女子大学付属中等教育学校を退職。現在、奈良女子大学文学部非常勤講師。イアシル・ジャパン会員。
1947年生まれ。1969年、奈良女子大学文学部英語英米文学科卒業。1年間、西ドイツ(当時)、ハノーヴァー工科大学に留学。1972年、奈良女子大学大学院文学研究科卒業。1972年より東大寺学園教諭として勤務。2000年、東大寺学園を退職し、中国延辺大学日本語教師として勤務。2001年より中国浙江師範大学に勤務。
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