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エル・カミーノ(道)

エル・カミーノ(道) El camino

ミゲル・デリーベス 著, 喜多 延鷹 訳
四六判 / 233ページ / 上製
定価: 2200 + 税
ISBN978-4-88202-636-5(4-88202-636-8) C0097
奥付の初版発行年月:2000年02月 / 書店発売日:2000年02月25日

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内容紹介

少年の息づかいが聞こえてくる、山村での甘酸っぱく、ほろ苦い青春、そして日々の生活。ベストセラー作家が描く文学史にのこる“スペイン版スタンド・バイ・ミー”。——「この小説はドン・キホーテ以来受け継いできたスペイン文学の伝統を引き継いだものである。主人公に立身出世を望む父。その主人公も金持ちの娘ミカに憧れ、年が十も違うのに結婚さえ望む。これらを理想主義の象徴とすれば、この村に止まり、ガキ大将ローケの下に庇護されて、楽しく子供として過ごし、やがてはソバカスだらけのウカ・ウカをお嫁さんにしようか、という現実主義、この二つが主人公の心の中で絶えず戦いながら、最後にウカ・ウカによって、現実主義と理想主義の統一を暗示する構成になっている。また、悪童三人組が繰り広げるいたずらの数々、ガキ大将ケーロの逞しさはピカレスク小説の祖『ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯』を彷彿させるものがある。」(訳者あとがき)

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

ミゲル・デリーベス(デリーベス,M(ミゲル))

Miguel Delibes 1920年、バリャドリード生まれ。2010年、バリャドリードの自宅で逝去。スペインを代表する作家。「糸杉の影は長くなりて」でナダル賞を受賞し、第三作目の本書で文壇に確固たる地位を築き、今日に至るまでスペイン文学のリーダーの一人として活躍していた。
作品に「ねずみ」「猟人日記」「マリオとの五時間」「赤い紙」「落ちた王子様」「無垢なる聖人」最新作に「異端者」などがある。

喜多 延鷹(キタ ノブタカ)

1932年、長崎市生まれ。
1956年、東京外国語大学イスパニア語学科卒。
現在、和光大学、神田外語大学、東京理科大学、獨協大学でスペイン語を担当。
訳書 フワン・ラモン・サラゴサ「殺人協奏曲」(新潮社)
ミゲル・デリーベス「好色六十路の恋文」(西和書林)
ミゲル・デリーベス「灰地に赤の夫人像」(彩流社)
星新一「最初の説得」「ある研究」(スペイン語訳=共訳)
“Relatos de la tierra y del entorno”(Editorial Popular S.A.,Madrid)に収載。

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