虚構と現実、偶然と必然、自己と他者が交錯するオースター・ワールド……。その不可思議な世界を、各作品の梗概・改題のほか、オースターとの対話やキーコンセプト別分析から読み解くガイド。新たに96年発表の『なぜ書くか』から未邦訳作品『ティンブクトゥ』まで、四作品の解説を増補。レポートや卒論にも便利なビブリオ付き。
1955年、東京生まれ。カリフォルニア大学大学院修士課程修了。上智大学大学院文学研究科博士課程終了。博士(文学)の学位取得。現在、上智大学文学部教授。著訳書に『アレイスター・クロウリー著作集 4 霊視と幻聴』(飯野友幸訳、国書刊行会、1988年)、『消失 ポール・オースター詩集』(ポール・オースター著、飯野 友幸訳、思潮社、1992年)、『アメリカの抒情詩 多彩な声を読む』(ヘレン・ヴェンドラー著、飯野 友幸・江田 孝臣訳、彩流社、1993年)、『ジョン・アッシュベリー詩集 アメリカ現代詩共同訳詩シリーズ 4』(ジョン・アッシュベリー著、大岡 信・飯野 友幸訳、思潮社、1993年)、『アメリカの現代詩 後衛詩学の系譜』(飯野 友幸著、彩流社、1994年)、『シルヴィア・プラス フェミニズム・アート』(ロナルド・ヘイマン著、徳永 暢三・飯野 友幸訳、1995年)、『ポール・オースター 現代作家ガイド 1』(飯野 友幸 編著、栩木 玲子・秋元 孝文著、彩流社、1996年・1999年「増補版」)、『ブルースに囚われて アメリカのルーツ音楽を探る』(飯野 友幸編、畑中 佳樹著、信山社出版、2002年)、『ブルース・ピープル』(リロイ・ジョーンズ著、飯野 友幸訳、音楽之友社、2004年)、『壁の文字 ポール・オースター全詩集』(ポール・オースター著、飯野 友幸訳、ティー・オーエンタティメント、2005年)、『ジョン・アッシュベリー 「可能性への賛歌」の詩』(飯野 友幸著、研究社、2005年)、『おれにはアメリカの歌声が聴こえる-草の葉(抄)光文社古典新訳文庫』(ホイットマン著、飯野 友幸訳、光文社、2007年)などがある。
1960年、サンフランシスコ生まれ。上智大学大学院文学研究科博士課程終了。現在、法政大学教授。著訳書に『英語で読む科学の世界』(栩木 玲子 他著、三修社、1994年)、『アヴァン・ポップ 』(ラリイ・マキャフリイ著、巽 孝之・越川 芳明訳ほか、筑摩書房、1995年・2007年(増補新版))、『聖ディヴァイン』(バーナード・ジェイ著、栩木 玲子訳、青土社、1996年)、『ポール・オースター 現代作家ガイド 1』(飯野 友幸 編著、栩木 玲子・秋元 孝文著、彩流社、1996年・1999年(増補版))、『イーハブ・ハッサンの鷲と太陽 行き場をなくした日本人へ』(イーハブ・ハッサン著、栩木 玲子訳、彩流社、1998年)、『ハイパーヴォイス―ジェンダー、ジャンルを越えて交差/融合する主体としての声』(有満 麻美子・ミルキィイソベ・大原 まり子・伊藤 比呂美・キャロリン ガイア 他著、ジャストシステム、1996年)、『モンスター・ショー 怪奇映画の文化史』(デイヴィッド J.スカル著、栩木 玲子訳、国書刊行会、1999年)、『男たちの知らない女―フェミニストのためのサイエンス・フィクション』(マーリーン・S. バー著、小谷 真理・栩木 玲子・鈴木 淑美訳、勁草書房 、1999年) 、『ザ・ライフルズ 文学の冒険シリーズ』(ウィリアム T.ヴォルマン著、栩木 玲子訳、国書刊行会、2001年)、『ビョークが行く』(エヴェリン・マクドネル著、栩木 玲子訳、新潮社、2003年)、『死をデザインする』(ティモシー・リアリー著、栩木 玲子訳、アップリンク、2005年)、『リトル・チャロ 1 完全版 語学シリーズ NHKラジオストーリーブック Lost in New York』(わかぎ ゑふ 原著、佐藤 良明・栩木 玲子著、日本放送出版協会 、2008年)、『リトル・チャロ 1 語学シリーズ NHKテレビアニメ版ストーリーブック Lost in New York』(わかぎ ゑふ 原著、佐藤 良明・栩木 玲子著、日本放送出版協会、2008年)などがある。
1970年、青森県生まれ。神戸市外国語大学卒業。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、甲南大学講師。著訳書に『ポール・オースター 現代作家ガイド 1』(飯野 友幸 編著、栩木 玲子・秋元 孝文著、彩流社、1996年・1999年(増補版))、『物語のゆらめき―アメリカン・ナラティヴの意識史』(巽 孝之・渡部 桃子 他著、南雲堂、1998年) などがある。
●目次内容 ▼Ⅰ.オースターとの対話〜【聞き手】ラリイ・マキャフリイ/シンダ・グレゴリー/マーク・アーウィン ▼Ⅱ.オースターを読むためのキーコンセプト集〜ユダヤ性/アメリカ性/フランス/野球/政治性/探偵小説/映画ほか ▼Ⅲ.オースター作品 梗概と改題〜『孤独の発明』『ニューヨーク三部作』『最後の物たちの国で』『ムーン・パレス』『偶然の音楽』『リヴァイアサン』『ミスター・ヴァーティゴ』『スモーク』/【増補】『なぜ書くか』『その日暮らし』『ルル・オン・ザ・ブリッジ』『ティンブクトゥ』
オースター・ワールド、と人はいう。
では一体、それはどんな世界なのか。
本書の目的はそれをさまざまな角度から検証していくことにあるといっていい。
いわばオースター・ワールド探査行というわけで、その鳥瞰図のようなものを、
各作品の梗概・解題、キーコンセプトの分析、そしてオースターとの対話などを通して
最終的に浮かび上がらせようとしている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(本書より)
虚構と現実、偶然と必然、自己と他者が交錯するオースター・ワールド……。その不可思議な世界を、各作品の梗概・改題のほか、オースターとの対話やキーコンセプト別分析から読み解くガイド。新たに96年発表の『なぜ書くか』から未邦訳作品『ティンブクトゥ』まで、四作品の解説を増補。レポートや卒論にも便利なビブリオ付き。
トラックバックURI
コメント / トラックバックはありません |コメントを見る/コメントする
コメントをどうぞ