ヘミングウェイとパウンドのヴェネツィア

フィギュール彩 26
ヘミングウェイとパウンドのヴェネツィア

今村 楯夫 著, 真鍋 晶子 著
四六判 / 228ページ / 並製
定価:1,900円 + 税
ISBN978-4-7791-7026-3 C0326
奥付の初版発行年月:2015年01月 / 書店発売日:2015年01月21日
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内容紹介

ヘミングウェイとパウンドはともにアメリカに生まれたが、
人生の大半を外国に暮らした。
事物を直視し、極限まで文字を削り、言葉の響きに耳を傾け、言葉を紡いだ。
ふたりは定型と固定観念を打ち破り、実験的な文学的「挑戦」を続けた。
ふたりは文化の都・パリを離れ、ヴェネツィアで交錯する。
それは水都を謳うという芸術的かつ精神的な交感であった。
本書では今村楯夫が「ヘミングウェイ」を担当し、
真鍋晶子が「パウンド」を担当する。
個別の音を出しながら、二重奏となって読者の耳に届けば幸いである。

【Ernest Miller Hemingway】(1899 ~ 1961)小説家、詩人。
彼はほとんどの作品を1920 年代中期~ 1950 年代中期に書き上げた。
1954 年ノーベル文学賞受賞。彼の作品はアメリカ文学の古典とされる。
【Ezra Weston Loomis Pound】(1885 ~ 1972)詩人、批評家。
20 世紀初頭のモダニズム運動の中心人物。
政治的見解、特にムッソリーニへの支持と反ユダヤ主義によって
多くの批判を受けた。
しかし20 世紀の英米文学のモダニズム革命で演じた彼の役割は大きい。
詩人として長文詩の自由韻律の採用に成功。
イマジズム詩は特にオブジェクティズム詩人に影響を与え、
また『キャントウズ』はビートジェネレーションの詩人の基準となった。
20 世紀以降の実験的詩作品は彼の影響を受けた。
1972 年ヴェネツィアにて死去(サン・ミケーレ島に眠る)。

著者プロフィール

今村 楯夫(イマムラ タテオ)

Tateo Imamura
東京女子大学名誉教授。1943 年生まれ。1966 年静岡大学教育学部卒業。
1975 年ニューヨーク州立大学ビンガムトン校大学院博士課程中退。
1987 年東京女子大学教授。1992 年日本ヘミングウェイ協会設立、
2001 年会長。
主な著書は『ヘミングウェイ』(冬樹社)『ヘミングウェイと猫と女たち』
( 新潮選書)『ヘミングウェイのパリ・ガイド』(小学館)
『ヘミングウェイの言葉』(新潮新書)等、
主な訳書には『ワシントン広場で微笑んで』(レイモンド・フェダマン、本の友社)
『嫌ならやめとけ』(レイモンド・フェダマン、水声社)
『ストレート・レザー』(ハロルド・ジェフィ、新潮社)等。

真鍋 晶子(マナベ アキコ)

Akiko Manabe
滋賀大学経済学部教授。1960 年生まれ。
1988 年京都大学大学院文学研究科博士前期課程修了。
1995 年カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校修士課程修了。

目次

【第1部】ヘミングウェイとヴェネツィア
(序章)ヴェネツィアへの旅路
(1章)大運河からの眺め
(2章)豪華なるグリッティ・パレス・ホテル
(3章)ヘミングウェイとダヌンツィオ
(4章)ユダヤ・ゲットーの広場
(5章)ヴェネツィア断想
(6章)ヴェネツィアから負傷した地点へ
(7章)雨の中の少女
(8章)イヴァンチッチ家の別荘
(9章)ヴェネツィアの市場
(終章)最後の晩餐
【第2部】パウンドとヴェネツィア
(1章)ヴェネツィアとの出会い
(2章)秘密の巣
(3章)サン・ミケーレ墓の島
(4章)カルパッチョの頭蓋骨
(5章)宝石箱
(終章)ひとつの水脈

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