トランスパシフィックな移動と記憶の形成遥かなる「ワカマツ・コロニー」

遥かなる「ワカマツ・コロニー」 トランスパシフィックな移動と記憶の形成

海外移住150周年研究プロジェクト 編
A5判 / 407ページ / 上製
定価:4,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2639-0 C0022
奥付の初版発行年月:2019年12月 / 書店発売日:2019年12月24日
 ※PayPalでのクレジット払いか代金引換着払いがご利用いただけます
※受注翌々日営業日までに発送します。地域によりますが、2~5日ほどでお届けします。International shipping is not available.
注文・返品などについて詳しくは「特定商取引法に基づく表示」のページをご確認ください。
 

内容紹介

1869年に米国に向かって日本を出国し、カリフォルニアで
「ワカマツ・コロニー」を形成した日本人移民たち。

「ワカマツ・コロニー」は現実に存在したものであり、
コロニーの定着者の子孫は日本にもアメリカにいる。
他方、
このテーマで多くの小説が書かれたことからも想像できるように、
コロニーには苦しい経験や悲しい出来事など、数々の物語的な
要素が含まれている。

海外移住150周年研究プロジェクトのメンバーは、
それぞれがこれまで深い関心を持って研究してきたことを
背景としてテーマを選択し、収集した歴史資料を分析し、
それぞれが独立した論文を仕上げ、さらには共同作業によって
各メンバーが取り組んだテーマを考察し直し分析した。

本書の出版をさらなるステップアップの機会として前進し、
あとに続く研究者の役に立ちたいとプロジェクトのメンバーは
切望する。

著者プロフィール

海外移住150周年研究プロジェクト(カイガイイジュウヒャクゴジュッシュウネンケンキュウプロジェクト)

代表編者:小澤智子(おざわ・ともこ)
武蔵野美術大学言語文化研究室教授。
編著書に
『Japaneseness across the Pacific and Beyond
(ジャパニーズネスは太平洋を越える/超える)』
(2019年、彩流社)があり、
共著書に
「東京都福生市・立川市周辺のアメリカ軍人の居住と
『福生新聞』にみる地元の反応」執筆
(『エスニック・アメリカを問う
「多からなる一つ」への多角的アプローチ
Searching Ethnic America:Multiple Approaches to
"E Pluribus Unum"』所収、
「人の移動とアメリカ」研究プロジェクト 編、彩流社、
2015年)、
共訳書に『日系アメリカ移民 二つの帝国のはざまで
忘れられた記憶 1868-1945』
(東 栄一郎 Eiichiro Azuma 著、飯野正子・長谷川寿美・
小澤智子・飯野朋美・北脇実千代 訳、明石書店、2014年)
などがある。

執筆者:
飯野 正子(いいの・まさこ)津田塾大学元学長・名誉教授
飯野 朋美(いいの・ともみ)津田塾大学特任講師
小澤 智子(おざわ・ともこ)武蔵野美術大学教授
北脇 実千代(きたわき・みちよ)日本大学准教授
粂井 輝子(くめい・てるこ)白百合女子大学名誉教授
菅(七戸)美弥(すが しちのへ・みや)東京学芸大学教授
長谷川 寿美(はせがわ・ひさみ)慶応義塾大学非常勤講師

目次

第1章
トランスナショナルな移民送り出しネットワークと
日本人の移住・移動―会津若松・北海道・横浜・カリフォルニア
(菅美弥)

第2章
新聞報道にみる初期の移動―横浜からハワイ・サンフランシスコ
(小澤智子)

第3章
日本への帰国者を通してみる「ワカマツ・コロニー」
(北脇実千代)

第4章
木村毅の描いた「おけい」―物語はどのようにして作られたか
(飯野朋美)

第5章
「ワカマツ・コロニー」の言説を辿って(長谷川寿美)

関連書

ページの上部へ▲