ソール・ベローともう一人の作家

ソール・ベローともう一人の作家 Saul Bellow and Other Writers

日本ソール・ベロー協会 編
四六判 / 344ページ / 上製
定価:3,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2613-0 C0098
奥付の初版発行年月:2019年08月 / 書店発売日:2019年08月27日
 ※PayPalでのクレジット払いか代金引換着払いがご利用いただけます
※受注翌々日営業日までに発送します。地域によりますが、2~5日ほどでお届けします。International shipping is not available.
注文・返品などについて詳しくは「特定商取引法に基づく表示」のページをご確認ください。
 

内容紹介

ほかの作家と並置し、ある観点から比較することで
立ちあがるベロー文学の広がりと深さ……。

アメリカ文学史に顔を出す名立たる作家たちの重要作品と
一緒にベローの小説が縦横に論じられていく本書では、
その思わぬ影響関係をもつ文学世界に引きずり込まれてゆく。

現代的問題と文学の癒しが交差するベロー文学論集。

著者プロフィール

日本ソール・ベロー協会(ニホンソールベローキョウカイ)

The Saul Bellow Society of Japan.
本部:関西外語大学 町田研究室内「日本ソール・ベロー協会」。
日本アメリカ文学会登録団体。
ソール・ベローおよび関連諸分野の研究と、
会員相互の交流をはかる。年次大会(総会を含む)の開催、
会報(ニューズレター)の発行、研究のための諸活動と
研究成果の発表等を行う。
協会編の出版物として、
『ソール・ベロー研究――人間像と生き方の探求』
(大阪教育図書、2007年)、
『彷徨(さまよ)える魂たちの行方
――ソール・ベロー後期作品論集』(彩流社、2017年)がある。

目次

まえがき

第一章  ソール・ベローとダニエル・デフォー
――『雨の王ヘンダソン』と『ロビンソン・クルーソー』
(ジャック・ライアン/鈴木 元子訳)
   
第二章  ソール・ベローとスティーヴン・クレインの海
――『オーギー・マーチの冒険』第二五章を読む
(岡﨑 浩)
  
第三章  ソール・ベローとジョン・スタインベック
―二人のノーベル賞作家の比較研究事始め
(山内 圭)
 
第四章  ソール・ベローとアイザック・ローゼンフェルド
――「ゼットランド」と「ソロモン王」
(大工原 ちなみ)
   
第五章  ソール・ベローとラルフ・エリスンの五〇年代
――見えない人間を探して
(伊達 雅彦)
   
第六章  ソール・ベローとジョナサン・フランゼン
――『ピューリティ』における反知性主義と共同体
(川村 亜樹)
 
第七章  ソール・ベローとアルフレッド・アドラー
――アドラー心理学から考察する『この日をつかめ』
(朴 育美)
  
第八章  ソール・ベローの〝修復〟とジョン・アップダイクの
                          〝受容〟
――『サムラー氏の惑星』と『帰ってきたウサギ』を中心に
(柏原 和子)
  
第九章  ソール・ベローと遠藤周作のホロコーストへの応答
――『サムラー氏の惑星』と『沈黙』を中心に
(鈴木 元子)

第十章  ソール・ベローとトニ・モリスンの男性像
――『この日をつかめ』と『ソロモンの歌』の
〝恰好悪い男〟比較
(永瀬 美智子)
  
第十一章 ソール・ベローとグレイス・ペイリー
――〝家〟を問う女性たち
(相原 優子)
   
第十二章 父と息子のニューヨーク物語
――ベロー、オースター、フォア
(坂野 明子)
   
第十三章 ソール・ベローとジョナサン・サフラン・フォア
――“書く〟行為がもたらすアイデンティティ
(山本 玲奈)
  
第十四章 ソール・ベローと村上春樹
――流浪・修復・自己の掘り下げ
(佐川 和茂)

あとがき

関連書

ページの上部へ▲