不安の書【増補版】

不安の書【増補版】 Livro do Desassossego

フェルナンド・ペソア 著, 高橋 都彦 訳
四六判 / 688ページ / 上製
定価:5,200円 + 税
ISBN978-4-7791-2604-8 C0098
奥付の初版発行年月:2019年08月 / 書店発売日:2019年08月06日
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内容紹介

ポルトガルの詩人、ペソア最大の傑作『不安の書』の完訳。
装いも新たに、待望の復刊!

旧版の新思索社版(初版2007年、第3刷2012年)より断章6篇、
巻末に「断章集」を増補。

生前は文壇の一部を除いて、
無名の存在であったフェルナンド・ペソア(1888–1935)。

没後、大型の収納箱に残された膨大なテクストにより、
20世紀前半のヨーロッパを代表する詩人・作家となる。

本書『不安の書』は、ペソアが長年にわたり構想を練り、
書きためた多くの断章的なテクストからなる
虚構上の著者、帳簿係補佐ベルナルド・ソアレスの魂の書である。

版元から一言


『不安の書【増補版】』ためし読みはこちら!



本書訳者:高橋都彦氏によるコラム、
[本のヒトコト――自伝のようなもの、どのようにしてペソアの『不安の書』の翻訳者になったのか?]はこちら

『不安の書』をこれから手に取る人にはぴったりの書籍の紹介もちりばめながら、ご自身のことを綴っています。

著者プロフィール

フェルナンド・ペソア(フェルナンドペソア)

Fernando Pessoa (1888-1935)
20世紀前半のヨーロッパを代表するポルトガルの詩人・作家。
本名のフェルナンド・ペソアだけでなく
別人格の異名カエイロ、レイス、カンポスなどでも創作をおこなった。
邦訳に上記4名の詩選『ポルトガルの海』(彩流社、1985年/増補版1997年)、
『アナーキストの銀行家 フェルナンド・ペソア短編集』(彩流社、2019年)ほか。
散文集『不安の書』は、ペソア自身に近い男ソアレスの魂の書。

高橋 都彦(タカハシ クニヒコ)

たかはし・くにひこ
拓殖大学名誉教授。
【著書】
『ブラジルポルトガル語の基 礎』(白水社、2009年)、
『現代ポルトガル語辞典 3訂版』(共編、白水社、2014年)ほか。
【訳書】
ジョルジ・アマード
『老練な船乗りたち──バイーアの波止場の二つの物語』(水声社、2017年)、
ジョアン・ギマランイス・ホーザ『最初の物語』(水声社、2018年)ほか。

目次

紹介者フェルナンド・ペソアの序
第1部 ベルナルド・ソアレスの序論(断章)
第2部 告白
  1 生前ペソアにより刊行されたか、あるいは
    そのために準備されたテクスト
  2 予め準備されたのではないが
    年代順に配置されたテクスト
  3 日付のないテクスト
第3部 題名のある文学的なテクスト
  1 生前に詩人の発表したもの
  2 年代順のもの
  3 日付のないもの
【増補】
  結婚に失敗した女性への助言(1)
  結婚に失敗した女性への助言(2)
  結婚に失敗した女性たちへの助言(3)
  効果的に夢見る方法(1)
  効果的に夢見る方法(3)
  形而上学に従って効果的に夢見る方法

フェルナンド・ペソアと『不安の書』(高橋都彦)
訳者あとがき

断章集

関連書

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