近現代イギリスの消費文化とジェンダーお買い物は楽しむため(仮)

お買い物は楽しむため(仮) 近現代イギリスの消費文化とジェンダー Shopping for Pleasure: Women in the Making of London's West End

エリカ・ダイアン・ラパポート 著, 佐藤 繭香 監訳, 成田 芙美 監訳, 菅 靖子 監訳
A5判 / 472ページ / 上製
定価:4,800円 + 税
ISBN978-4-7791-2579-9 C0022
奥付の初版発行年月:2019年11月 / 書店発売日:2019年11月14日
※受注翌々日営業日までに発送します。地域によりますが、2~5日ほどでお届けします。International shipping is not available.
注文・返品などについて詳しくは「特定商取引法に基づく表示」のページをご確認ください。
 

内容紹介

おしゃれな女性なら誰でも出かける、
魅惑のロンドン、ウェストエンド !

お買い物は女性の気晴らし?

どのようにウェストエンドは、
「大量消費の場」、「買い物と娯楽の中心」となり、
中・上流階級の女性の娯楽、社交生活、政治の拠点となったのか──。

──百貨店の誕生から、既婚女性財産法、フェミニストの運動、
演劇と女性のショッピングとの結びつき、
そして、ショーウィンドウを粉々に割った女性参政権運動まで──

19世紀~20世紀初めのロンドンで、
女性たちがどのように「家庭」という女性の領域から、
「街」という公的領域に飛び出し、
ショッピング(娯楽)を楽しむようになったのかを明らかにする。

経済と文化における女性の役割の本質を理解する、
19世紀イギリス史(特にジェンダー史、消費文化史)研究の必読書!

著者プロフィール

エリカ・ダイアン・ラパポート(エリカダイアンラパポート)

Erika Diane Rappaport

カリフォルニア大学サンタバーバラ校歴史学部教授。
専門は、近現代イギリスおよび大英帝国の消費文化史、ジェンダー史。
現在は、1940年代から1970年代にかけての広告の歴史と脱植民地化の関係に関するプロジェクトに取り組んでいる。

【著書】
Shopping for Pleasure: Women in the Making of the London’s West End,
Princeton University Press, 2000.
A Thirst for Empire: How Tea Shaped the Modern World,
Princeton University Press, 2017.

【編著書】
Consuming Behaviors: Identities, Politics and Pleasure in Twentieth Century Britain,
edited by Erika Rappaport, Sandra T. Dawson,
Mark Crowley, London: Bloomsbury, 2015.

佐藤 繭香(サトウ マユカ)

さとう・まゆか
麗澤大学外国語学部准教授。

【著書】
『欲ばりな女たち──近現代イギリス女性史論集』(共編著、彩流社、2013年)、
『イギリス女性参政権運動とプロパガンダ──エドワード朝の視覚的表象と女性像』
(単著、彩流社、2017年)。

成田 芙美(ナリタ フミ)

なりた・ふみ
青森公立大学経営経済学部講師。

【著書】
『欲ばりな女たち──近現代イギリス女性史論集』
(共著、彩流社、2013年)。

菅 靖子(スガ ヤスコ)

すが・やすこ
津田塾大学学芸学部教授。

【著訳書】
『アート、デザイン、ヴィジュアル・カルチャー──社会を読み解く方法論』
(共訳書、マルコム バーナード著、アグネ承風社、2003年)、
『パステルカラーの罠──ジェンダーのデザイン史 りぷらりあ選書』
(共訳書、ペニー スパーク著、法政大学出版局、2004年)、
『イギリスの社会とデザイン──モリスとモダニズムの政治学』
(単著、彩流社、2005年)、
『ポーランドの建築・デザイン史──工芸復興からモダニズムへ』
(共訳書、デイヴィッド・クラウリー 著、彩流社、2006年)、
『デザイン的思考──つまようじからロゴマークまで』
(共訳書、ジョン・ヘスケット著、ブリュッケ、2007年)、
『モダニズムとデザイン戦略──イギリスの広報政策』
(単著、ブリュッケ、2008年)、
『チャールズ・ホームの日本旅行記──日本美術愛好家の見た明治』
(編訳書、チャールズ・ホーム 著、トニ・ヒューバマン、
ソニア・アシュモア編、彩流社、2011年)、
『欲ばりな女たち──近現代イギリス女性史論集』
(共編著、彩流社、2013年)、
『アーツ・アンド・クラフツ運動』
(共訳書、ジリアン・ネイラー著、みすず書房、2013年)、
『破断の時代──20世紀の文化と社会』
(共訳書、エリック・ホブズボーム 著、慶應義塾大学出版会、2015年)、
『海を渡ったニッポンの家具  豪華絢爛仰天手仕事 LIXIL BOOKLET』
(共著、LIXIL出版、2018年)、
『視覚文化とデザイン──メディア、リソース、アーカイヴズ』
(共著、井口壽乃 編、水声社、2019年)。

目次

はじめに──「ロンドンをひとりで歩くということ」
………………【訳:成田芙美】

第1章 「誘惑の間」──ユニヴァーサル・プロヴァイダーと
     郊外という娯楽
………………【訳:佐藤繭香】

第2章 消費の裁判――結婚、法律、
    女性の信用買い(クレジット)
………………【訳:三井淳子/東洋大学非常勤講師】

第3章 「街歩きのご婦人方のための休憩所」
     ――フェミニズムと公的領域における快適
………………【訳:佐藤繭香】

第4章 大都市めぐり──ウェストエンドを読む、買う、
    旅する
【訳:藤田昇代/埼玉工業大学工学部基礎教育センター非常勤講師】

第5章 「買い物の新時代」
     ──エドワード朝ロンドンにおけるアメリカ式百貨店
【訳:坂口美知子/獨協医科大学基本医学 語学・人文教育部門講師】

第6章 消費という行動──ミュージカル・コメディと
    交換の欲望
………………【訳:佐藤繭香】

おわりに──板ガラスの政治
………………【訳:成田芙美】

関連書

ページの上部へ▲