日本映画のショット分析〔改訂増補〕 映画の文法

〔改訂増補〕 映画の文法 日本映画のショット分析 Film Syntax : Shot Analysis of Japanese Film

今泉 容子 著
A5判 / 453ページ / 並製
定価:3,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2564-5 C0074
奥付の初版発行年月:2019年04月 / 書店発売日:2019年04月16日
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内容紹介

映画をより楽しく見るために!

映像文法用語の解説と日本映画のショット分析!

映像文法用語は、直訳や意訳をされることで、
日本の映像文法として定着しているが、
いったいどれほど、わが国の映画に当てはまるのだろうか。
それを明らかにするため、本書では、映像文法用語の
ひとつひとつを、日本映画のショット分析を通じて解説する。

文法項目は、オリジナルな映画解釈(分析)が
実践できるものだけに厳選し、実際に文法を活用することによって、
映画を読む力がぐんと高まるものとなっています。
各文法項目にはショット分析の例として、名作の具体的なコマ画像を
も収録した。

本書は、映画のどの部分に着眼して、
どのように読みを展開していったらよいのかも、
わかりやすく編集して示した「映画」入門書となっている。

2004年刊行後、長らく品切れであった初版を新たに増補改訂!

増補改訂にあたって、文法項目を8個増やし、
分析対象映画を増やすとともに、
ショット分析の画像も拡大、見やすくした。

著者プロフィール

今泉 容子(イマイズミ ヨウコ)

いまいずみ・ようこ
Ima-Izumi Yoko.
名古屋生まれ。
アメリカのイエール大学より博士号(1985年)取得。
文学博士。
専門は映画研究および英文学研究。
名古屋大学助教授をへて現在、筑波大学教授。
フルブライト、ブリティッシュ・カウンシル、
ハーヴァード・イエンチェンなどのフェローとして
アメリカやイギリスにて研究するうちに、
映画研究におけるショット分析の重要性を痛感する。
著書に
『日本シネマの女たち ちくま新書』
(筑摩書房、1997年)、
『スクリーンの英文学  読まれる女、映される女』
(彩流社、1999年)、
『ブレイク 修正される女  詩と絵の複合芸術』
(彩流社、2001年)、
『映画の文法  日本映画のショット分析』
(彩流社、2004年)等がある。

目次

序章

文法について

感性の問題

ストーリー神話を破る

映像リテラシーを高める

視覚の重要性

文法項目

◉あ行

アイリスイン/アイリスアウト

アイレベル・アングル

アクションの一致

アングル

動き

エスタブリッシング・ショット

エリプティカル編集
 
オフスクリーン・サウンド

◉か行

カット

カットイン/カットアウェイ

カメラの三角配置法

キアロスクーロ

客観的カメラ

グラフィックの一致

グラフィックの類似

クレーンショット

クロースアップ

クロス編集

構図

◉さ行

サウンドドラック

視線の一致
 
シークエンスショット

シャローフォーカス

照明
 
ショット

ショットサイズ

ショット・リバースショット

シンメトリ

スーパーインポジション

スクリーン横縦比

セッティング

◉た行

タイトル
 
ダッチアングル

鳥瞰アングル
 
ティルト

ディゾルヴ
 
手持ちカメラショット
 
登場人物の配置
 
トラッキングショット
 
トランジション
 
◉は行

ハイアングル/ローアングル

パン
 
一八〇度線の規則

開いた構図/閉じた構図

POVショット

フェードイン、フェードアウト

フラッシュバック・フラッシュフォワード

編集

ボイスオーバー

◉ま行

マスターショット

ミザンセヌ
 
モバイルフレーム

モンタージュ

◉ら行

ラックフォーカス

連続編集

◉わ行

ワイプ

参考文献

改訂増補版のあとがき

索 引

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