第一次大戦 戦跡を行く百年の旅

百年の旅 第一次大戦 戦跡を行く

立野 正裕 著
四六判 / 200ページ / 並製
定価:2,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2538-6 C0022
奥付の初版発行年月:2018年11月 / 書店発売日:2018年11月22日
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内容紹介

「第一次世界大戦」の終結から百年!

「20世紀」がこうむった運命を、
あるいは
この時代を生きた人びとがたどることになった運命を、

同時代が生み出した文学や芸術をとおし、
あるいは
のちの時代の創造になる文学や芸術をとおして、

もう一度われわれが検証し、
再検証することは、必要なことであろう。

これからの時代に生きる人間に
巨大戦争がもたらした影響を、
思考の基礎に据えなおすことは
現代に生きる者にとって不可欠の前提である。

本書において、
「両大戦と文学・芸術――20世紀の運命」という主題は、
戦争という暴力の世界的危機と
それへの人間の抵抗である非暴力の可能性の問題とを、
文学と芸術をとおして見つめようとするものなのである。

著者プロフィール

立野 正裕(タテノ マサヒロ)

たての・まさひろ
1947年、福岡県生まれ。明治大学文学部名誉教授。
岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。
明治大学大学院文学研究科修士課程修了。
その後、同大学文学部教員として
英米文学と西洋文化史を研究。
反戦の思想に立ち、今日の芸術と文学を非暴力探究の可能性
という観点から研究している。
また「道の精神史」を構想し、ヨーロッパへの旅を重ね続ける。
著書に
『精神のたたかい 非暴力主義の思想と文学』
(スペース伽耶、2007年)、
『黄金の枝を求めて ヨーロッパ思索の旅・反戦の芸術と文学』
(スペース伽耶、2009年)、
『世界文学の扉をひらく 1・2・3巻』
(スペース伽耶、2008年、2010年、2011年)、
『日本文学の扉をひらく 1巻』(スペース伽耶、2013年)、
『洞窟の反響 『インドへの道』からの長い旅』
(スペース伽耶、2014年)、
『未完なるものへの情熱 英米文学エッセイ集』
(スペース伽耶、2016年)、
『遠野物語を読む 2   リバティアカデミーブックレット』
(永藤靖、立野正裕著、明治大学リバティアカデミー、2015年)、
『紀行 失われたものの伝説 フィギュール彩 21』
(彩流社、2014年)、
『紀行 星の時間を旅して フィギュール彩 35』
(彩流社、2015年)、
『スクリーンのなかへの旅 フィギュール彩 79』
(彩流社、2017年)、
『スクリーン横断の旅 フィギュール彩 98』
(彩流社、2017年)、
『根源への旅  神話・芸術・風土』
(彩流社、2018年)などがある。

目次

題辞 朽ちた道

序章 第一大戦から百年

第一部 イタリアへの旅 『武器よさらば』紀行

 第一章 戦間期または「長い週末」

 第二章 「のちの読者」として

 第三章 物語ることのむごさ

 第四章 カポレットの町で

 第五章 物語の光源へ

 第六章 蒼白の光景

第二部 フランドルへの旅 失われた足跡を求めて

 第一章 無名兵士の墓

 第二章 息子の死

 第三章 ヴィミーの丘の亡霊兵士たち

 第四章 二つの炬火

 第五章 オットー・ディックス紀行

第三部 ルーマニアへの旅
 『ルーマニア日記』と『処刑の森』紀行

 第一章 五つの修道院

 第二章 ギメシュ渓谷

 第三章 エミネスク記念館にて

終章 「生きる」思想が立ち上がるとき 沖縄から

あとがき

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