予見・回避可能だった原発事故はなぜ起きたか東電刑事裁判で明らかになったこと

彩流社ブックレット 7
東電刑事裁判で明らかになったこと 予見・回避可能だった原発事故はなぜ起きたか

海渡 雄一 編著, 福島原発刑事訴訟支援団 監修, 福島原発告訴団 監修
A5判 / 96ページ / 並製
価格:1,000円 + 税
ISBN978-4-7791-2535-5 C0036
奥付の初版発行年月:2018年10月 / 書店発売日:2018年10月22日
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内容紹介

東電は、2008年の時点で、
最大15.7メートルの巨大津波が
福島第一原発に押し寄せるという解析結果を得ていた。

いったんは会社として対策を取る方針となり、
担当社員たちは奔走したが、
対策費用が莫大になると分かると、
元幹部らによって握りつぶされてしまう。

3・11直後から「想定外の事故」と喧伝されたが、
事実は正反対であり、大ウソだった。

津波計算から事故当時まで、
会社の経営の最高責任者であったり
原発の安全対策を担当していた元役員3名
(勝俣恒久、武黒一郎、武藤栄)が
被告人となっている刑事裁判が現在おこなわれている。
この状況を、市民にむけ、
争点のポイントや現時点までに明らかになっていることを
わかりやすくまとめた本書を読み、経緯をウォッチしていこう!

著者プロフィール

海渡 雄一(カイド ユウイチ)

34年間にわたり、
もんじゅ訴訟、六ヶ所村核燃料サイクル施設訴訟、
浜岡原発訴訟、大間原発訴訟など
原子力に関する訴訟多数を担当。
日弁連事務総長として震災と原発事故対策に取り組む
(2010年4月~2012年5月)。
脱原発弁護団全国連絡会共同代表として、
3・11後の東京電力の責任追及、
原発運転差止のための訴訟多数を担当。
主著=『朝日新聞「吉田調書報道」は誤報ではない
 隠された原発情報との闘い』(海渡雄一・河合弘之・
原発事故情報公開原告団弁護団 著、彩流社、2015年)、
『市民が明らかにした福島原発事故の真実
 東電と国は何を隠ぺいしたか  彩流社ブックレット』
(海渡雄一 著、福島原発告訴団 監修、彩流社、2016年)、
『原発訴訟 岩波新書』(岩波書店、2011年)他多数。
映画『日本と原発 私たちは原発で幸せですか?』
(河合弘之監督、2014年)の構成・監修を担当している。

福島原発刑事訴訟支援団(フクシマゲンパツケイジソショウシエンダン)

福島原発告訴団の刑事告訴は
検察が不起訴とするが、
市民による検察審査会が「強制起訴」を議決し、
刑事裁判が開かれることになった。
福島原発刑事訴訟支援団は、
この裁判において、証拠の収集や分析、傍聴や記録、
裁判内容を社会に広く発信することで支援するため、
2016年1月に発足した。

福島原発告訴団(フクシマゲンパツコクソダン)

東京電力福島第1原子力発電所の事故の刑事責任を問う
ために2012年3月に結成。
福島県民をはじめ、全国14716人で2012年6月と9月に告訴。
2015年1月には第2次告訴。
2013年9月に汚染水問題を告発している。
監修書に『市民が明らかにした福島原発事故の真実
 東電と国は何を隠ぺいしたか  彩流社ブックレット』
(海渡雄一 著、福島原発告訴団 監修、彩流社、2016年)
がある。

目次

もくじ・抜粋

1 秋には被告人質問へ
2 被告人らに予見可能性も回避可能性もなかったのか?
3 24回までの刑事公判の経過
5 福島沖だけ津波地震が起きないなどという
  科学的根拠はなかった
6 2007年東電土木グループ三人組は
  長期評価に基づく津波対策実施を決意した
8 土木グループは社内の他グループとも
  連携して津波対策の具体化を進めた
9 2008年7月31日、武藤氏は現場からの提案を覆したetc…

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