玉音放送の日に完成した第二の泰緬鉄道「大東亜共栄圏」と幻のスマトラ鉄道

「大東亜共栄圏」と幻のスマトラ鉄道 玉音放送の日に完成した第二の泰緬鉄道

江澤 誠 著
A5判 / 416ページ / 上製
定価:4,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2498-3 C0021
奥付の初版発行年月:2018年09月 / 書店発売日:2018年09月10日
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内容紹介

インドネシア・スマトラ島に、
アジア・太平洋戦争中、巨大鉄道がつくられていた!

玉音放送の日(1945年8月15日=敗戦の日)に完成した
この鉄道は、多くの捕虜やロームシャの犠牲者を出しており、
泰緬鉄道に並ぶ、歴史的負の遺産である。

シンガポール島からマレー、タイ、仏印、華南~華北、
南満洲、朝鮮を経て東京につながる「大東亜縦貫鉄道」構想を、
スマトラ島まで延ばしたこの鉄道で、
日本軍は何をしようとしたのか。

膨大な資料の渾身の発掘・調査と、
現地でのていねいな聞き取りにより、
歴史の闇に埋もれていた幻の鉄道の全貌が初めて明らかになる。

アジア・太平洋戦争の実像を浮き彫りにする、ノンフィクションの大著!

版元から一言

正誤表

『「大東亜共栄圏」と幻のスマトラ鉄道』に以下のような間違いがありましたので、
お詫びして訂正いたします。

53頁 図表2-1のキャプション部分、(出典)中の「軍政手帳」→「軍政手簿」

59頁  注4「東邦書店」 → 「東方書店」

120頁 うしろから3行目、「一九四五年当時第」の「第」をトル

209頁 1行目「意図はは」→「は」をトル

260頁 5行目「原因はなのでしょうか」→「原因は何なのでしょうか」

267頁 注「東邦書店」 → 「東方書店」

315頁 図表8-13のタイトル中、「Aalkerink」→「Aalderink」

367頁 注36「東邦書店」 → 「東方書店」

同上の図表8-13、表中3行目「1八九3」→「1893」

329頁 3行目「698名」→「六九八名」(漢数字)

340頁 図表9-4の一番右の欄「本書言及頁」は、上から順に以下のページとなります。
304、319、303、305、342および343、303、-、160、327、327、328、286、-

(下の「以下参考」の表)
347、314、70、-、309、85、-、172、171、171、-

345頁 図表9-6の下段「6万6000人」→「6600人」

著者プロフィール

江澤 誠(エザワ マコト)

えざわ まこと
評論家。
1949年千葉県生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業、
横浜国立大学環境情報学府大学院博士課程修了・環境学博士。
捕虜調査・交流団体POW研究会会員。
スマトラ鉄道の調査のプロセスで、
戦時下の幻の新聞『スマトラ新聞』の発掘・復刻をした。
主著:監修・解題『スマトラ新聞(復刻版)』(ゆまに書房、2017年)、
『脱「原子力ムラ」と脱「地球温暖化ムラ」 いのちのための思考へ』
(新評論、2012年)、
『地球温暖化問題原論 ネオリベラリズムと専門家集団の誤謬』
(新評論、2011年)、
『増補新版「京都議定書」再考!-温暖化問題を上場させた
“市場主義”条約』(新評論、2005年)、
『欲望する環境市場-地球温暖化防止条約では地球は救えない』
(新評論、2000年)他多。

目次

第一部「大東亜共栄圏」と鉄道

 第一章「皇国の大東亜新秩序建設の為の生存圏」
 第二章 東南アジア占領地における日本軍政
 第三章「大東亜共栄圏」を打通する鉄道

第二部 スマトラ横断鉄道

 第四章 スマトラ横断鉄道建設計画
 第五章 スマトラ横断鉄道建設と企業・鉄道連隊
 第六章 ロームシャの惨状
 第七章 現地で村の古老・二世・三世に聞く
 第八章 犠牲になった捕虜
 第九章 オランダ裁判・東京裁判から見たスマトラ横断鉄道建設
 第十章 民間人抑留者と「慰安婦」
 第十一章 「大東亜共栄圏」の崩壊と敗戦後のスマトラ横断鉄道

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