幻の古代交易者を追って海の古代史

海の古代史 幻の古代交易者を追って

布施 克彦 著
四六判 / 204ページ / 並製
定価:1,800円 + 税
ISBN978-4-7791-2484-6 C0021
奥付の初版発行年月:2018年05月 / 書店発売日:2018年05月09日
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内容紹介

古代日本列島における人と物の移動の姿!

文化・文明の伝播。黒曜石や土器、貝殻のアクセサリーなどの
産地と遠く離れた出土地。
銅器や鉄器の朝鮮半島からの輸入の担い手は!?
古代交易者の姿を追って、南九州、奄美諸島、沖縄、先島諸島、
韓国南部へ……。

著者プロフィール

布施 克彦(フセ カツヒコ)

ふせ かつひこ
1947年生まれ。
一橋大学卒業後、総合商社に勤め、
十五年間の海外勤務を含め、国際ビジネスに従事。
2002年より著作活動を始め、下記のように
世代論、日本人論などを中心とした新書や
貿易実務書など著書多数。
古代の物流にも関心を持ち、
近年、日本列島を取り巻く海辺各地を取材。
古代史関連の著書に
『元商社マンが発見した古代の商人たち 歴史新書』
(洋泉社、2012年)がある。他、著書に
『54歳引退論―混沌の長寿時代を生き抜くために
 ちくま新書』(筑摩書房、2003年)、
『島国根性を捨ててはいけない 新書y』
(洋泉社、2004年)、
『アフリカに賭ける―ある商社マンの痛快人生』
(彩流社、2010年)、
『最新版 世界の資源地図』(岩本沙弓との共著、
青春出版社、2011年)、
『世界が見た日本人 もっと自信を持っていい理由
 日経プレミアシリーズ』(大賀敏子との共著、
日本経済新聞出版社、2014年)、
『なぜ世界の隅々で日本人がこんなに感謝されているのか
 PHP新書』(大賀敏子との共著、PHP研究所、2016年)、
『貿易実務の基本と仕組みがよ~くわかる本[第4版]
How-nual図解入門ビジネス』(秀和システム、2017年)
など。

目次

主な目次内容

第一章 グレートジャーニーと古代の交易者

1 古代交易者の誕生

日本人はどこから来たのか
水平線上に見える陸地を目指して
航海専業者の出現
普及する縄文文化
古代交易者の出現
非情報化時代の情報独占者 ほか

2 古代交易者の群像

古代交易者の勇・阿曇一族
王権の信仰を得た宗像一族
台頭する新興交易者たち
南海交易を仕切った? 阿多隼人族 ほか

第二章 種子島──南北交易の交点

ここに陸終わり、海始まる
平家の落人はなぜ南海に逃れたか
日本最古の稲作文明
種子島は南北文明の融合点 ほか

第三章 奄美諸島──大島が小島に支配されていた

1 海人のいない島々──奄美大島、加計呂麻島

古代奄美の物流基地
海人のいない島
奄美海人は磯者
立神とノロ
トカラの船頭と久高の船乗り
奄美人の本土乱入 ほか

2 南海の覇権のあった島──喜界島

八郎真人のこと
城久遺跡の権力者とは
阿多隼人族と阿多氏
城久交易センターの独立 ほか

第四章 沖縄──北の文化の行き止まり

港川人は交易者ではなかった
前期縄文時代の沖縄人は山地民族だった
漁撈者が航海者となった転機
本格化する南海交易
沖縄に伝わらなかった稲作
交易者の足跡
阿多隼人の足跡
古代交易の主流は西海岸
沖縄の古代交易を支えた人々 ほか

第五章 先島諸島──南の文化の行き止まり

1 手足のない島々──宮古列島

文化果つる宮古島
イモガイのアクセサリーの謎
宮古島に海人はいなかった
久松五勇士
流人も来ない孤島
北東からやってきた異人の痕跡
タカラガイの伝説

2 八重山は珊瑚礁に抱かれた絶海の楽園

豊かなる石西礁湖の恵み
石垣島の北東端に残る痕跡
八重山の基調文化は南から
先島で見つけた古代交易者の幻影
南端の島に残る存在感
イモガイルートとタカラガイルート ほか

六章 韓国南部──海峡を往来した古代交易者たち

韓国の視点で日韓古代交易史を見る
日韓古代交易の歴史を遡る
日韓古代交易ルートの変遷
韓国南部の古代製鉄ベルト
圧倒する製鉄産業
青銅器の古代日韓取引
任那の実在性
任那日本府二つの機能
古代日韓交易を担った主役たち ほか

終 章 古代交易者の源流を求めて

古代航海民族ラピタ人
オーストロネシア人種の大航海
オーストロネシア人は隼人の祖?
隼人=オーストロネシア人説の問題点
倭人の源流に迫る
中国・江南は目と鼻の先
今に生きる幻の古代交易者の末裔 ほか

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