協同組合で実現する社会的連帯経済地域に根差してみんなの力で起業する(仮)

地域に根差してみんなの力で起業する(仮) 協同組合で実現する社会的連帯経済

キム・ヒョンデ 著, ハ・ジョンナン 著, チャ・ヒョンソク 著, 中野 宣子 訳, 藤井 敦史 解説
A5判 / 216ページ / 並製
予価:2,000円 + 税
ISBN978-4-7791-2463-1 C0033
奥付の初版発行年月:2018年05月 / 書店発売日:2018年05月18日
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内容紹介

景気がいいのはごく一部のグローバル企業だけ。
ほとんどの若者は就職難や非正規雇用にあえいで
格差は広がるばかり――

そんな世界的な経済格差の拡大に振り回されず、
自立的に、助け合いの精神のもと、
オルタナティブ(もう一つの)企業として、
協同組合企業を立ち上げている人たちが増えている。

たとえば不動産投機取引をなくし85%の人が
持ち家で暮らすイタリア・ボローニャでは、
住宅協同組合で家を買う人も多い。
デンマーク・コペンハーゲンでは養蜂協同組合の
養蜂場がホームレスの雇用や緑の再生に貢献している…

などなど、
3人の韓国人ジャーナリストが取材した
世界中の最前線の多様な取組みを紹介。

1%の富裕層に負けない連帯経済のつくりかたの実践に
大きなヒントを与えてくれる。

日本での取組みの歴史と現状や可能性についても考える。

著者プロフィール

キム・ヒョンデ(キム ヒョンデ)

「ハンギョレ新聞」の一期生で、
現在「ハンギョレ21」の専任記者。
「韓国農業記者フォーラム」等を設立。

ハ・ジョンナン(ハ ジョンナン)

KBSラジオプロデューサー。

チャ・ヒョンソク(チャ ヒョンソク)

時事週刊誌でストライキし退社。
「時事IN」設立メンバー。
共著に『記者として生きるということ』。

中野 宣子(ナカノ ノリコ)

なかの・のりこ
訳書に
『母から娘へ――ジェンダーの話をしよう』(梨の木舎)、
『〈戦後〉の誕生』(新泉社)他。

藤井 敦史(フジイ アツシ)

ふじい・あつし
立教大学コミュニティ福祉学部教授。
アジア太平洋資料センター(PARC)理事。
コミュニティビジネス、
社会的企業の調査・研究が専門。

目次

もくじ(抜粋)


第一章 世界の協同組合の現場を行く


小さな町が豊かに生きることのできる秘訣:
協同組合のメッカ イタリア、ボローニャ

幼稚園協同組合「カラバク・プロジェクト」

シェフとウエーターの労働者協同組合「カムスト」

演劇も協同組合で「バラカ」

印刷広告協同組合


世界で一番幸せな国:デンマーク

風車も協同組合で回る風力協同組合「ミドルグロン」

持続可能な銀行を目指す協同組合銀行「メルクール」

国境を越える協同組合の連帯、乳加工協同組合企業
「アルラ・フーズ」


家族農業が支える幸せな農業強国:ニュージーランド

世界一の酪農農業組合「フォンテラ」

若き農夫の夢「ヤング・ファーマーズ・クラブ」


日常に溶け込んだ協同精神と文化:スイスとオランダ

消費者協同組合王国、スイス

オランダの協同組合銀行「ラボバンク」


まだ私たちが知らないことがある:
イギリス、カナダ、アメリカの協同組合

登山家たちの協同精神、山岳の国カナダを目覚めさせる

協同組合の元祖イギリス

アメリカを支える協同組合

アメリカ人の魂に根づく協同組合


第二章 協同組合を始めるには


現況はどうなっているか(韓国の場合)

理想的な協同組合を想像してみる


第三章 協同組合の大家と出会う


住みやすい社会を作る協同組合

ポーリン・グリーン(国際協同組合同盟会長)
ジョンストン・バーチャル(イギリス、スターリング大学教授)

持続可能な協同組合、若者に語り継ごう

マリア・エレーナ・チャベス(ILO:国際労働機構局長)

民主主義の価値を大事にしなければ協同組合は育たない

ステファーノ・ザマーニ(イタリア、ボローニャ大学教授)


エピローグ  「なぜ協同組合なのか?」

関連書

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