アードリアーンの音楽ヨーロッパ芸術音楽の終焉

ヨーロッパ芸術音楽の終焉 アードリアーンの音楽

藤原 義久 著
四六判 / 288ページ / 上製
定価:2,400円 + 税
ISBN978-4-7791-2413-6 C0073
奥付の初版発行年月:2018年01月 / 書店発売日:2018年01月11日
 ※PayPalでのクレジット払いか代金引換着払いがご利用いただけます
※受注翌々日営業日までに発送します。地域によりますが、2~5日ほどでお届けします。International shipping is not available.
注文・返品などについて詳しくは「特定商取引法に基づく表示」のページをご確認ください。

内容紹介

ドビュッシー、シェーンベルク、
バルトーク、ストラヴィンスキーの音楽を
〈作曲行為〉と〈音組織〉の観点から考察!

ルネッサンス以来のヨーロッパが
歴史上かつてない変動にみまわれた時期、
〈現代〉が始まる直前の〈近代〉として区分される
時代およびそれ以降の音楽文化の変容を、
トーマス・マンの小説『ファウストゥス博士』
の主人公、作曲家アードリアーンを象徴として、
激しく変貌していった音楽芸術の特色を語る。

難波弘之(ミュージシャン、東京音楽大学教授)氏、推薦!
                      帯文予定!


※ 本書は『アードリアーンの音楽』(1979年)を
         改題、増補改訂した新版です。

著者プロフィール

藤原 義久(フジハラ ヨシヒサ)

【著者紹介】藤原義久(ふじはら・よしひさ) 山形大学名誉教授、作曲家
1939年東京に生まれる。東京芸術大学とパリ音楽院で作曲技法を学ぶ。
初等科からの在学した学習院で音楽を担当した後、山形大学教育学部へ専任として移る。
非常勤としては学習院大学、聖霊女子短期大学、東北芸術工科大学、東京音楽大学を歴任。
【主な論文】「言葉と音楽鑑賞教育についての一考察」(音楽之友社)
      「滝村小太郎の生涯と楽語創成」共同研究(大空社)
【主な作品】「マリア観音」(音楽之友社)、「カレンダー」(TOMS出版)
      「別れの時に~雨上がりの夜のレクイエム」

目次

はじめに

 第一章 アードリアーンの時代
  
   一 「ファウストゥス博士」
   二 アードリアーンの時代
   三 架空の作品と現実の作品

 第二章 ヨーロッパ音楽の音組織

   一 調性音組織と現代の音楽文化
   二 旋法について
   三 和声について
   四 拍子について
   五 その他の特質について

 第三章 モンタージュされた作曲家たち

   一 危機への創造的解答を求めて
   二 クロード・ドビュッシー
   三 アーノルト・シェーンベルク
   四 ベーラ・バルトーク
   五 イゴール・ストラヴィンスキー
   六 〈作曲〉行為としての現代芸術音楽

 第四章 アードリアーンの死のあとに

   一 現代芸術音楽のカオス
   二 音楽文化のライフサイクル
   三 アメリカ民衆音楽系の誕生
   四 ヨーロッパ芸術音楽の終焉と音楽文化の再生

 終章 現代日本の音楽文化
   一 東西二洋の音楽の遭遇
   二 日本のアードリアーンとその子供たち

(増補)
  「現代音楽と基本的音感覚」「L.W. メーソンの和声教育」
  「日本のアードリアーンー山田耕筰と20 世紀ヨーロッパ音」

   注、参考文献

関連書

ページの上部へ▲