海東の古代史を繙く穴師兵主神の源流

穴師兵主神の源流 海東の古代史を繙く

皆神山 すさ 著
四六判 / 227ページ / 並製
定価:2,000円 + 税
ISBN978-4-7791-2410-5 C0021
奥付の初版発行年月:2017年10月 / 書店発売日:2017年10月20日
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内容紹介

全国にある兵主神の源流を求めて、
目を北東アジアに向けたとき、朝鮮半島を舞台に
繰り広げられる高句麗、新羅、百済、任那諸国の覇権争いに
倭王権の関与が見られる。

『日本書紀』継体天皇六年十二月条には、
物部大連麁鹿火の妻の言葉として、
「それ住吉大神、初めて海外の金銀の国、高麗、百済、
新羅、任那らをもって、胎中誉田天皇にさづけまつれり」と
語らせている。
胎中誉田天皇とは、神功皇后を産んだ応神天皇のことだ。

しかし何故、書紀編者は、
住吉大神が高麗・百済・新羅・任那らを応神に授けたと
主張したのだろうか。
住吉大神とは何者だろうか。
日本古代史は“一国史観”では何も見えてこないのである。

著者プロフィール

皆神山 すさ(ミナカミヤマ スサ)

みなかみやま すさ

古代史研究家。
1949年1月10日、長野県松代町生まれ。
著作
研究ノート『日本神話の源流──扶余・朝鮮・日本』
(1984年、大阪紀伊国屋書店)、
『日本民族の総氏神──兵主』(2004年、新風舎)、
『神につかえた女性たち』(2005年、碧天舎)、
『秦氏と新羅王伝説』(2010年、彩流社)、
『天照大神は扶余神なり──神の妻となった女性たちの古代史』
(2012年、彩流社)、
『兵主神で読み解く日本の古代史』(2012年、梓書院)、
『諏訪神社七つの謎──古代史の扉を開く』(2015年、彩流社)
ほか。

目次

【収録内容】

まえがき

第一章 穴師社の謎を解く

 第一節 近江国の兵主大社
 第二節 穴師坐兵主神社へのアプローチ
 第三節 穴師坐兵主神社の謎を解く
 第四節 兵主神とは
 第五節 御食津神と閼智

第二章 慶州金氏と金海金氏

 第一節 伝説時代の新羅
 第二節 金官国首露降臨神話
 第三節 小昊金天氏都、曲阜
 第四節 山東と朝鮮半島
 第五節 首露神話と天孫降臨神話
 第六節 天之日矛とツヌガアラシト
  一、ツヌガアラシトの来着
  二、額に角有ひたる人
  三、天之日矛と阿加流日売
  四、神功の鎮懐石と朱蒙の卵
  五、住江大神

第三章 穴師社の祭儀と高句麗神話

 第一節 高句麗史を概観する
 第二節 夫余王の亡人説
 第三節 高句麗朱蒙の正体
 第四節 八俣大蛇と石上松下の宝剣
 第五節 高句麗の東盟祭
 第六節 天照大神の原像は夫余神

第四章 百済辰朝の人

 第一節 天皇の韓国ゆかり発言
 第二節 百済建国の始祖について
 第三節 百済の興亡にみる倭の影響力
 第四節 百済の興亡にみる倭の影響力②
 第五節 扶余隆の墓誌銘
 第六節 対馬の天道信仰
 第七節 「百済辰朝の人」と皇統譜

第五章 住吉大神と墨胎氏

 第一節 箕子と孤竹国
 第二節 韓氏について
 第三節 古朝鮮について
 第四節 銅剣文化の将来者は誰か
 第五節 銅剣の将来者、銅鐸の将来者
 第六節 安曇・物部氏と大三輪・加茂氏
 第七節 位士大神と墨胎氏

あとがき

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