探査ジャーナリズムとNGOとの協働

彩流社ブックレット 6
探査ジャーナリズムとNGOとの協働

渡辺 周 編著, 花田 達朗 編著, 野中 章弘 編著, 金 敬黙 編著, 加地 紗弥香 編著, ワセダクロニクル 編著
A5判 / 63ページ / 並製
定価:1,000円 + 税
ISBN978-4-7791-2392-4 C0036
奥付の初版発行年月:2017年10月 / 書店発売日:2017年10月17日
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内容紹介

3冊目の今回は、NGOとの連携がテーマ。

NGOは、世界中の紛争や人権侵害、開発・環境問題等に
取り組み、現地に入り込み定点的に現場と関わり続け、
人々の声を日本社会に伝え、問題を発信し、政策提言も
おこなってきた。いわばジャーナリズムが担う
役割の一端を担ってきたともいえる。
そうした市民組織と探査ジャーナリズムの
ニュース組織が連携することで、
主流メディアを超えた強力な力となって
ニュースを発信できる可能性がある。
岩波書店『世界』(9月号)でも、
特集「報道と権力」で、
本書の花田・渡辺両氏の記事が大きく掲載されています!

本書は、彩流社ブックレット内の
「ワセクロブックレット」第3弾となります。

「探査ジャーナリズムとは徹頭徹尾、「権力の監視」を
使命とする。尊厳が傷つけられ、侵され、
奪われている人々の状況を発掘し、直視し、
事実によってその現実をパブリックに向かって
暴露していくのだ」

著者プロフィール

渡辺 周(ワタナベ マコト)

わたなべ・まこと
1974年神奈川県生まれ。ワセダクロニクル編集長。
朝日新聞記者時代は特別報道部などで調査報道を担当する。
高野山真言宗の資金運用や製薬会社の
医師への資金提供の実態などを報じたほか、
原発事故後の長期連載「プロメテウスの罠」取材チーム
の主要メンバーとして、高レベル核廃棄物のテーマにした
「地底をねらえ」などを執筆。
共著等に
『プロメテウスの罠3 福島原発事故、新たなる真実』
『プロメテウスの罠6 ふるさとを追われた人々の、魂の叫び!』
( 以上、学研パブリッシング)、
『始動! 調査報道ジャーナリズム』(編著、彩流社)、
『市民とつくる調査報道ジャーナリズム』(編著、彩流社)。

花田 達朗(ハナダ タツロウ)

はなだ・たつろう
1947年長崎県生まれ。
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。
早稲田大学政治経済学部卒業、
ミュンヘン大学大学院博士課程満期退学。
東京大学大学院情報学環教授、学環長を経て、
2006年から現職。
2007年より早稲田大学ジャーナリズム教育研究所所長、
2015年より同大学ジャーナリズム研究所所長を務める。
専門は社会学、メディア研究、ジャーナリズム研究。
ジャーナリスト養成教育も行なってきた。
単著に『公共圏という名の社会空間
-公共圏・メディア・市民社会』(木鐸社)、
『メディアと公共圏のポリティクス』(東京大学出版会)、
共著等に
『調査報道ジャーナリズムの挑戦
ー市民社会と国際支援戦略』(旬報社)、
『始動! 調査報道ジャーナリズム』(編著、彩流社)、
『市民とつくる調査報道ジャーナリズム』(編著、彩流社)
など。

野中 章弘(ノナカ アキヒロ)

のなか・あきひろ
1953年兵庫県生まれ。アジアプレス・インターナショナル代表。
早稲田大学ジャーナリズム大学院教授。
インドシナ難民、アフガニスタン内戦、東ティモール紛争など
アジアの現場を取材。
著書『ビデオジャーナリズム入門』(はる書房)、
『ジャーナリズムの可能性』(岩波書店、編著)他。

金 敬黙(キム ギョンムク)

キム・ギョンムク
早稲田大学ジャーナリズム研究所員(早大文学学術院教授)。
1999~2002年まで
日本の国際NGO・日本国際ボランティアセンタースタッフ。

加地 紗弥香(カジ サヤカ)

かじ・さやか
ワセダクロニクルシニアリサーチャー。
2017年早稲田大学文化構想学部卒業。
ワセダクロニクル創刊特集「買われた記事」の取材も担当。

ワセダクロニクル(ワセダクロニクル)

Waseda Chronicle
早稲田大学ジャーナリズム研究所が運営する調査報道メディア。
同研究所の研究プロジェクトのひとつとして、
2016年3月11日に
「早稲田調査報道プロジェクト
(WIJP:Waseda Investigative Journalism Project)」が発足、
2017年2月1日に「ワセダクロニクル」を創刊した。
「ワセダクロニクル」は
発信媒体の名称であり、かつニュース組織の名称である。
「ワセダクロニクル」には、
ジャーナリズム研究所長から推挙され、
大学から嘱任を承認された招聘研究員が
シニアリサーチャーとして参加している。
ジャーナリストのほか、エンジニアや
ウェブデザイナーらがメンバー。
ジャーナリストを目指す学生もリサーチャーとして
参加する(早稲田大学以外からも参加)。
学生の教育機能も担い、
日本のジャーナリズム全体の底上げを目指す。
国内の他のニュース組織やフリーランスとの協力や連携、
海外の非営利ニュース組織との提携も積極的に進めていく予定。
編著に『始動! 調査報道ジャーナリズム』(編著、彩流社)、
『市民とつくる調査報道ジャーナリズム』(編著、彩流社)。

目次

そこにある可能性:
NGO・NPOの台頭とジャーナリムズの弱体化
;花田 達朗

日本のジャーナリズムのパースペクティブ
;野中 章弘

ジャーナリズム・アクティビズム・アカデミズムの接続
;金 敬黙

ジャーナリズムとNGO・NPOとの連携を求めて
;金 敬黙・内海 旬子・渡辺 直子・渡辺 周

探査ジャーナリズムの強化と財源モデルの開発
;加地 紗弥香

関連書

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