玉砕の島サイパンから生きて還るマッコイ病院

マッコイ病院 玉砕の島サイパンから生きて還る

大日向 葵 著, よしだ きょう 編
四六判 / 264ページ / 上製
定価:2,000円 + 税
ISBN978-4-7791-2390-0 C0022
奥付の初版発行年月:2017年08月 / 書店発売日:2017年08月18日
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内容紹介

戦争記録文学の金字塔! 時代を超えて再び世に問う!

砲撃で負傷した左腕をかばいながら、
右手で自決用の手榴弾を探す。
「ない!しまった」と思う間もなく敵の手榴弾が炸裂し、
泥をかぶる。暗夜の戦い……。
気がつけば米軍の捕虜に!

「生きて虜囚の辱を受けず」という戦陣訓に縛られた
日本兵には、捕虜生活は『生きるべきか、死ぬべきか」
の葛藤の日々であった。
ハワイに送られ、やがてアメリカ本土へ。
未体験の世界に新しい可能性がほの見えても、
日本軍隊のしがらみは続く。

最終捕虜キャンプの「マッコイ病院」での
さまざまな出来事が、
「軍隊批判は天皇制批判である」という呪縛と
「日本人である前に人間である」という平凡な真実に
苦悩の末に気づいた大日向葵は、生きて還って来た。

著者プロフィール

大日向 葵(オオヒナタ アオイ)

おおひなた あおい
本名 吉田 甸
大正12年6月4日、京都市に生まれる。
昭和18年12月旧制第七高等学校造士館文科在学中に
第一次学徒動員にて応召。
昭和19年7月、サイパン島にて左腕負傷、
米軍捕虜となり、
昭和20年11月に帰国。
体験記を小説として纏める。
昭和36年、慶應義塾大学卒業、実業界に入る。

よしだ きょう(ヨシダ キョウ)

吉田 郷
昭和6年、東京生まれ。
早稲田大学仏文科卒。
出版社勤務を経て、著述業。

目次

編者として………………………………よしだ きょう


マッコイ病院

 序文……………………………………河盛好蔵

 第一章 サイパン島の最後(昭和19年7月17日〜31日)

 第二章 苦悩のハワイ生活(昭和19年8月〜10月)

 第三章 アメリカ本土への旅(昭和19年10月〜12月)

 第四章 日本軍隊の延長(昭和19年2月〜20年1月)

 第五章 マッコイ病院(昭和20年1月〜6月)

 第六章 生きて還る(昭和20年6月〜9月)

 あとがき


付録 ゲーテル物語(サンデー毎日 大衆文芸賞受賞作品)

  ゲーテル物語選評

  戦後アラカルト……………………よしだ きょう

あとがき

関連書

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