文学理論への招待読むことの可能性

読むことの可能性 文学理論への招待

武田 悠一 著
四六判 / 304ページ / 並製
定価:2,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2377-1 C0090
奥付の初版発行年月:2017年08月 / 書店発売日:2017年08月23日
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内容紹介

文学理論の実践的なガイドブック!

なぜわたしたちは「文学」を必要としているのか、
なぜ「文学」は衰退した、と言われるのか──

「テクスト理論」から「精神分析」まで、
「文学理論」の「定番」をわかりやすく解説、
今のわたしたちに意味のある形で実践する入門書!

●大学の授業を想定した「ですます調」で読みやすく!

●作家や作品、文献情報、批評用語を解説した丁寧な「注」でさらにわかりやすく!

●ディズニー、『羊たちの沈黙』、『もののけ姫』、『サイコ』、『アバター』、
 『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(村上春樹訳)、夏目漱石等、
 身近な作品を例に!

●著者自身が長年、探し求めていた文学理論の「解説・入門書」!

●各章に、解説を補強する「Q&A」付!

【Q&A】の例…………

Q:文学に理論はいらないどころか、
  文学そのものもいらない、という考え方があるようです。
  大学からも文学部がなくなりつつあるということは、
  文学など勉強しても役に立たないということなのでしょうか?

Q:フェミニズム的な視点から書き換えられた
 「赤ずきん」物語には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?

Q:ラカンは、「日本人には精神分析はいらない」と言っているらしいですが、
  どういうことですか?

著者プロフィール

武田 悠一(タケダ ユウイチ)

Takeda Yuichi
たけだ・ゆういち
元南山大学教授、同大学非常勤講師。
【著書】
『ジェンダーは超えられるか──新しい文学批評に向けて』
(編著、彩流社、2000年)、
『読みの抗争──現代批評のレトリック』(彩流社、2012年)、
『フランケンシュタインとは何か──怪物の倫理学』
(彩流社、2014 年)、
『増殖するフランケンシュタイン──批評とアダプテーション』
(共編著、彩流社、2017年)ほか。

目次

序章 文学の多様性
 文学理論は「文学」だけの理論ではない/「文学」は衰退したか?
 文学に理論はいらない?/漱石の『文学論』、ほか

第1章 文学の言語
 言語分析としての文学理論/多様な「文」を書いた漱石
 ロシア・フォルマリズムの「異化」概念、ほか

第2章 テクスト理論
 〈テクスト〉とは何か?/作者の死
 間テクスト性/「赤ずきん」の〈間テクスト性〉を読む
 物語のイデオロギー、ほか

第3章 受容理論
 ニュー・クリティシズム以後/受容美学
 「内包された読者」/『羊たちの沈黙』の受容、ほか

第4章 構造主義
 物語の構造分析/英雄物語の基本構造
 『もののけ姫』/「行きて帰りし物語」
 物語の精神分析、ほか

第5章 脱構築
 構造主義からポスト構造主義へ/ジャック・デリダの脱構築
 アメリカの脱構築批評、ほか

第6章 精神分析
 反復強迫/トラウマを超える試み
 アメリカン・ゴシック/精神分析の脱構築
 フェミニズム精神分析、ほか

関連書

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