英米文学/精神分析/批評理論情動とモダニティ

情動とモダニティ 英米文学/精神分析/批評理論 AFFECT AND MODERNITY : LITERATURE/PSYCHOANALYSIS/THEORY

遠藤 不比人 著
四六判 / 275ページ / 上製
定価:3,200円 + 税
ISBN978-4-7791-2308-5 C0098
奥付の初版発行年月:2017年03月 / 書店発売日:2017年03月31日
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内容紹介

近現代の英米文学研究、殊にモダニズム文学研究に
インパクトを与えた「情動」を徹底解明!

19世紀的な「個人」が抱く「感情」を逸脱する「もの」、
あるいは個人的な主観性ではなく「間主観的」な集団性を
希求する政治的欲望=「情動」をめぐって
フロイト、フレドリック・ジェイムソン、ロラン・バルト、
ポール・ド・マン、ジェフリー・メールマン、
レイモンド・ウィリアムズ、ショシャナ・フェルマンらの
思想と並列させながら、
近現代の英米文学= D.H. ロレンス、ヴァージニア・ウルフ、
ロジャー・フライ、ジョウン・リヴィエール、
エドワード・オールビー、カズオ・イシグロ、
あるいは日本文学の三島由紀夫へおよぶテクストが
縦横無尽に読み解かれる、知的興奮に満ちた論考!

文学、理論、精神分析という差異を越境して
反復する「情動」のテクスト性を触知する初の試み。

著者プロフィール

遠藤 不比人(エンドウ フヒト)

FUHITO ENDO
えんどう・ふひと
成蹊大学文学部教授(イギリス文学・文化、文化理論)。
慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。
博士(学術、一橋大学)。
著書に『死の欲動とモダニズム
——イギリス戦間期の文学と精神分析』
(慶應義塾大学出版会)、
『日本表象の地政学
——海洋・原爆・冷戦・ポップカルチャー』
(編著、彩流社)、
『文学研究のマニフェスト
——ポスト理論・歴史主義の英米文学批評入門』
(研究社、共著)他。
雑誌論文に “The Death Drive of Revolution/
Counter-Revolution,”
(a): the Journal of Culture and the Unconscious
(The California Psychoanalytic Circle) 8. 2
(2011-12); “Singular Universality
: D. H. Lawrence and Marxism,”
D. H. Lawrence Studies
(The D. H. Lawrence Society of Korea) 20. 1
(2012) 他。
訳書に『死の欲動と現代思想』
(トッド・デュフレーヌ みすず書房 2011年)。

目次

序論:

情動という近代心理学=
文学の内/外部に宿る「もの」

Ⅰ フロイトに抗う情動

第一章: D・H・ロレンス、否定性に宿るもの

第二章:ジョウン・リヴィエール、
母娘関係という過剰

Ⅱ 革命と情動

第三章:レイモンド・ウィリアムズ、
情動と集合性

第四章:D・H・ロレンス、
単独者とマルクス主義

第五章:バルト、ド・マン、メールマン、
情動と間テクスト性

Ⅲ 日常性に宿る情動

第六章:エドワード・オールビー、
冷戦と不気味なもの

第七章:三島由紀夫、天皇、冷戦、風景

第八章:カズオ・イシグロ、
「日本」を翻訳すること

終論:ジェイムソン、ウィリアムズ、フェルマン
情動と言語行為性



参考文献/索引

あとがき

関連書

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