同時代のテクストも視野に入れてジェイン・オースティン研究の今

ジェイン・オースティン研究の今 同時代のテクストも視野に入れて New Insights into Jane Austen and Her Contemporaries

日本オースティン協会 編
A5判 / 397ページ / 上製
定価:4,000円 + 税
ISBN978-4-7791-2287-3 C0098
奥付の初版発行年月:2017年05月 / 書店発売日:2017年05月11日
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内容紹介

『高慢と偏見』『分別と多感』など
恋愛や結婚をシニカルに、コミカルに
描いたイギリスの女性作家ジェイン・オースティン。

映画や小説などと注目され続ける作家の作品と時代、
さらに現在の受容の様子など、様々な視座で読み解く!

著者プロフィール

日本オースティン協会(ニホンオースティンキョウカイ)

The Jane Austen Society of Japan.
ジェイン・オースティンを中心として、
その時代の文学、思想、芸術など、
幅広い研究・資料収集情報交換を行う。
学会誌として
『ジェイン・オースティン研究
The Journal of the Jane Austen Society of Japan』
を毎年刊行。

目次

【目次予定】
オースティンの現在――序に代えて 塩谷清人

第一部 切り結ぶオースティン――作品とそのコンテクスト

第一章 ティルニー将軍とティラニー 三馬志伸
  ―『ノーサンガー・アビー』に込められたメッセージ

第二章 オースティンと「英国的」感受性 皆本智美
  ―同時代の演劇と小説から読み解く『分別と多感』

第三章 時代を反映するオースティン 塩谷清人
  ―『マンスフィールド・パーク』のコンテクスト

第四章 ハイベリーの階級闘争 坂田薫子
  ―『エマ』の世界を読み解く

第五章 マナーの語るもの 新野緑
  ―『説得』における階級・認識・主体

第二部 企むオースティン――その眼識と技巧

第六章 容赦のない風刺と近代的知性 中尾真理
  —『分別と多感』の挑戦

第七章 読みの応酬 松村聡子
  —『レイディ・スーザン』の書簡体の奥へ

第八章 括弧から見えるジェイン・オースティンの
文体の「進化」 中村祐子
  —『高慢と偏見』から『エマ』へ

第九章 ジェイン・オースティンと読書行為 海老根宏

第三部 呼応し、時空を超えるオースティン――影響と変奏

第十章 女性作家と財産継承のレトリック 廣田美玲

第十一章 描かれる老女と中年女 久保陽子
  —『エヴリーナ』と『レイディ・スーザン』考

第十二章 コミック小説への寄与 水尾文子
   ―ステラ・ギボンズ『コールド・コンフォート農場』に
   見られるオースティン

第十三章 宝塚歌劇への翻案にみるオースティン受容 高桑晴子
  ―『高慢と偏見』から『天使のはしご』へ

第十四章 オースティンの作品の映像化 新井潤美

第四部 同時代作家たち

第十五章 喜劇と女性らしさの間で 池田裕子
  —『エヴリーナ』を読む

第十六章 ゴシック小説と空想の詩学 小川公代
  ―アン・ラドクリフの『ユードルフォの謎』

第十七章 仁愛に満ちた国民の残忍な食卓 川津雅江
  —ハミルトンのヒンドゥー人の手紙

第十八章 偽装と隠蔽、混乱と錯綜 鈴木美津子
  —『フロレンス・マカーシー』に見られるアイルランド表象

第十九章 アイルランドを巡る旅 中村哲子
  —プランプターの旅行記、そしてエッジワースと
   オーウェンソン

あとがき     久守和子

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