雲峴宮の春小説 大院君

小説 大院君 雲峴宮の春

金 東仁 著, 具 末謨 監修, 岩方 久彦 訳
四六判 / 432ページ / 上製
定価:3,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2279-8 C0097
奥付の初版発行年月:2016年12月 / 書店発売日:2016年12月28日
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内容紹介

19世紀後半、
朝鮮王朝末期の内憂外患の緊迫した時期に、
国王の実父大院君は
高宗の摂政として権力を振るった。

 本書は、若き日の興宣君があえて官職を辞し、
市中の無頼となり、蔑まれ、貧困に甘んじた時代を
経てようやく「春」をつかみ──大院君に
のしあがるまでの人間的葛藤と、
当代の腐敗した朝鮮社会の鋭い矛盾を
映し出した歴史小説である。

本書の舞台は副題の通り、
まさしく雲峴洞にあった大院君の邸、
雲峴宮である。
雲峴洞は、現在、日本人観光客で賑わう
鍾路区仁寺洞からも至近距離にあり、
昌徳宮やその正門である敦化門からも近い。

かつてそこで展開された人間模様と、
大規模な民乱や一揆が多発するなかでの
外圧を含めた、時代の曲がり角における
興宣君の姿を描く。イラスト多数!


もともと「大院君」とは直系でない国王の実父に
与えられる称号だが、
現在では単に「大院君」と言えば
朝鮮王朝末期に権勢をふるった
興宣大院君を
指すようになった…

著者プロフィール

金 東仁(キン ドンイン)

キン ドンイン 1900〜1951.
韓国の作家・歴史小説家。
1914年に日本に留学、明治学院で学ぶ。
代表作として
『弱き者の悲しみ』、
『命』、
『ペタラギ』、
『甘藷』、
『狂画師』、
『足の指が似ている』などがある。
邦訳書等に『金東仁作品集 (朝鮮近代文学選集)』
(金東仁 著、波田野節子 訳、平凡社、2011年)、
『金東仁短編集 (韓国語対訳叢書  2 小説篇) 』
(金東仁 著、高麗書林、1975年)などがある。

具 末謨(グ マルモ)

グ マルモ
早稲田大学卒、同大学院碩士学位取得、
延世大学大学院博士課程修了。
(社)韓日平和交流協会 顧問、
在日韓国民団新宿支部 顧問。
著訳書に
『日韓条約の成立 
李東元回想録 椎名悦三郎との友情』
(李東元著、具末謨訳、彩流社、2016年)、
『韓国全羅散策ガイド』(評言社、2012年)、
『至誠、天を動かす―大韓民国独立運動の父
島山安昌浩の思想と生涯』(李 光洙著、
興士団出版部 編、具 末謨 翻訳、
現代書林、1991年)ほかがある。

岩方 久彦(イワカタ ヒサヒコ)

いわかた ひさひこ 1965〜
延世大学教育大学院歴史教育学科・
修士課程朝鮮後期専攻卒業。
高麗大学韓国史学科・
博士課程朝鮮後期専攻単位取得。
韓国全南大学校国際学部・日本学専攻客員教授。
訳書に『朝鮮王朝儀軌』(韓永愚 著、岩方久彦 訳、
明石書店、2014年)ほか。

関連書

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