セクシュアリティとヴィクトリア朝文化

セクシュアリティとヴィクトリア朝文化 Sexuality and Victorian Culture

田中 孝信 編著, 要田 圭治 編著, 原田 範行 編著
四六判 / 416ページ / 上製
定価:4,200円 + 税
ISBN978-4-7791-2277-4 C0022
奥付の初版発行年月:2016年12月 / 書店発売日:2016年12月28日
 ※PayPalでのクレジット払いか代金引換着払いがご利用いただけます
※受注翌々日営業日までに発送します。地域によりますが、2~5日ほどでお届けします。International shipping is not available.
注文・返品などについて詳しくは「特定商取引法に基づく表示」のページをご確認ください。

内容紹介

気鋭の研究者たちが、
ヴィクトリア朝の性を大いに語る!

「抑圧的」と語られながら、
実は、セクシュアリティのイメージが溢れていたヴィクトリア時代。

多彩な視点から、19~20世紀初頭の「性の言説」を捉え、
現代にも影響を与え続けている
「ヴィクトリア朝文化とセクシュアリティの関係」をひもといていく──。

前書きなど

◉「ほんのヒトコト」
第43回 カバーと扉絵に見るエロティックなヴィクトリア朝
──田中孝信(田中孝信・要田圭治・原田範行編著『セクシュアリティとヴィクトリア朝文化』)

版元から一言

◉書評……週刊読書人/木下卓氏(2017年3月3日)

著者プロフィール

田中 孝信(タナカ タカノブ)

たなか・たかのぶ
大阪市立大学大学院文学研究科教授。
【著書】
『ディケンズのジェンダー観の変遷──中心と周縁とのせめぎ合い』(音羽書房鶴見書店、2006年)、『ヴィクトリア朝の都市化と放浪者たち』(共編、音羽書房鶴見書店、2013年)ほか                                                                                

要田 圭治(カナメダ ケイジ)

かなめだ・けいじ
広島大学大学院総合科学研究科教授。
【著書】
『ヴィクトリア朝の生権力と都市』(音羽書房鶴見書店、2009年)、
『ヴィクトリア朝の都市化と放浪者たち』(共編、音羽書房鶴見書店、2013年)ほか
                                         

原田 範行(ハラダ ノリユキ)

はらだ・のりゆき
東京女子大学現代教養学部教授。
【著訳書】
『風刺文学の白眉──「ガリバー旅行記」とその時代』(NHK出版、2015年)、『召使心得 他四篇──スウィフト諷刺論集』(平凡社ライブラリー、2015年)ほか
                                         

目次

序章 横溢するセクシュアリティ
  【田中 孝信】

第1章 マルサス以降──性は個人と人口をつなぐ
  【要田 圭治】

第2章 「不適切な」議題と急進派女性ジャーナリスト、イライザ・ミーティヤード――1847年スプーナー法案(誘惑・売春取引抑制法案)の行方
  【閑田 朋子/日本大学文理学部教授】

第3章 「模倣」する「身体」──『アグネス・グレイ』における動物・身体・欲望の表象
  【侘美 真理/東京藝術大学音楽学部准教授】

第4章 髪と鏡――メドゥーサとしてのバーサとそのセクシュアリティ
  【本田 蘭子/広島大学非常勤講師】

第5章 欲望の封印から充足の模索へ──エリス・ホプキンズとヴィクトリア朝中期の性の葛藤
  【市川 千恵子/茨城大学人文学部准教授】

第6章 「現代バビロンの乙女御供」──ウィリアム・T・ステッドの少女売春撲滅キャンペーン
  【川端 康雄/日本女子大学文学部教授】

第7章 ジャーナリズムとセクシュアリティの世紀末──オスカー・ワイルドの自己成型
  【原田 範行】

第8章 イースト・エンドと中国人移民――世紀転換期のスラム小説にみる異人種混淆
  【田中 孝信】

第9章 D. H. ロレンス『息子と恋人』のセクシュアリティと(ポスト)ヴィクトリア朝
  【武藤 浩史/慶應義塾大学法学部教授】

関連書

ページの上部へ▲