「閨秀作家」の肖像アフラ・ベーン

アフラ・ベーン 「閨秀作家」の肖像

福岡 利裕 著
A5判 / 536ページ / 上製
定価:6,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2273-6 C0098
奥付の初版発行年月:2017年02月 / 書店発売日:2017年02月13日
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内容紹介

フェミニスト? 妖婦? スパイ?
謎に包まれた女性作家アフラ・ベーンの真実に迫る!

17世紀イギリスの女性で
職業作家として成功した、アフラ・ベーン。
夏目漱石『三四郎』のなかで「英国の閨秀作家だ。十七世紀の」
と紹介されていることで知られるが、
実際、その生涯や人物像は謎に包まれている。

黒人奴隷を主人公にした代表作『オルノーコ』を読み解く
ことで見えてくるアフラ・ベーンの
ヨーロッパ中心主義やレイシズム。

「回想録」をはじめとした多くの資料を辿ることでわかる、
愛を重視し、性に対して開放的な考え。

自由の精神を貫き生きた、妖しくも魅力的な
アフラ・ベーンを徹底分析。

500ページ超の究極のアフラ・ベーン研究書!

著者プロフィール

福岡 利裕(フクオカ トシヒロ)

昭和18年(1943年)、鹿児島県生まれ。
大阪市立大学文学部卒業(英米語・英米文学専攻)、
大阪大学大学院文学研究科修士課程修了(西洋史学専攻)。
(英国) レッディング大学大学院(MA) 修了(英文学科)。
その後、ノッティンガム大学およびエディンバラ大学
(ともに英文学科)にて、客員研究員として研究生活を送る。
元宝塚造形芸術大学(現在の宝塚大学) 非常勤講師(英語担当)。
論文:「ドイツ社会民主党における修正主義論争」
(『西洋史学』[日本西洋史学会発行]、122号、1981年)。

目次

第一章 『オルノーコ』の梗概とその評価

第二章 スリナムの状況

第三章 アフラ・ベーンの保守性

第四章 アフラ・ベーンの出生と経歴
―「回想録」を中心に―
 
第五章 第二次オランダ・イギリス戦争と
アフラ・ベーンのスパイ活動

第六章 奴隷制および奴隷貿易

第七章 女性の状況(社会的地位、教育など)
――ジェンダーの視角から

第八章 アフラ・ベーンの文学活動、結婚寸描など

第九章 人種、ヨーロッパ中心主義

第一〇章 王政復古期の政治と宗教、
アフラ・ベーンの文学活動

第一一章 スリナムとギニアの実情、自国民中心主義

第一二章 オルノーコ伝説

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