絵葉書と新聞広告から読み解くごみとトイレの近代誌

ごみとトイレの近代誌 絵葉書と新聞広告から読み解く

山崎 達雄 著
A5判 / 231ページ / 並製
定価:2,200円 + 税
ISBN978-4-7791-2235-4 C0039
奥付の初版発行年月:2016年07月 / 書店発売日:2016年07月22日
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お知らせ

◎本書中に以下の誤りがありました。お詫びして訂正いたします。 ・p212の2行目、5行目、11行目、およびp226の12行目 (誤)神戸市立博物館 (正)神戸市文書館

内容紹介

近代の到来は便利さの裏で増加したごみの処理に
四苦八苦した時代でもあった。
京都・大阪・東京・名古屋等で発行された
ごみ焼却施設の絵葉書は、9㎝×14㎝の小さな世界から、
ごみ処理技術の進歩と、都市の発展によって追われる
焼却場の苦闘の歴史を映し出す。

屎尿の処理や排泄スタイルも、
近代の衛生事情の変化により、
立小便から座り小便、
ポットン便所から水槽・水洗便所、
新聞紙、ちり紙、トイレットペーパーから、現代の温水へと
大きく変わったが、
有料トイレと違警罪、大阪天神祭での共同便所船、
更には明治の鬼才、宮武外骨の『滑稽新聞』は、
トイレの世界をどう描きだしたのか?

研究者、元行政マン、コレクターである著者が、
長年収集してきた当時の絵葉書と新聞広告から、
120点余りの多彩な図版を使い、
社会風俗や人びとの暮らしの裏面史を解き明かす!

著者プロフィール

山崎 達雄(ヤマザキ タツオ)

やまざき・たつお
1948年東京都生まれ、昭和47年に京大卒業後、
京都府に勤務、廃棄物・環境・水道・企画政策等に携わる。
2008年、京都府亀岡市副市長に就任。
大正期のトイレットペーパーをはじめ、
集めた絵葉書・古文書・ポスタ-等は1000点以上。
これらを駆使して、京都を中心に、
ごみ、屎尿、トイレの歴史を解き明かす異色の元行政マン。
主著:『洛中塵捨場今昔』(臨川 書店)、
共著『トイレ考・屎尿考』、『もっと知りたい水の都・京都』他。
2004~05・2013年度、龍谷大学非常勤講師。

目次

Ⅰ ごみの近代誌
第1章 歴史史料である絵葉書からごみ処理事情を読み解く
第2章 ごみ焼却施設が絵葉書になった!(京都市)
第3章 時代に翻弄されたごみ焼却施設(京都市)
第4章 木津川塵芥焼却場誕生物語(大阪市)
第5章 大阪のごみ、堺の大浜海水浴場に漂着
第6章 都市の名建築に浮かぶごみ船と今宮塵芥焼却場
第7章 ごみの再資源化をめざして(東京市)
第8章 屎尿浄化装置を併設したごみ焼却施設(名古屋市)
第9章 彩色されたごみ焼却施設(一宮市)
第10章 堆肥、埋立、野焼きからごみ焼却施設の建設へ
第11章 里山に映えるごみ焼却施設(瀬戸市)
Ⅱ トイレの近代誌
第1章 女性の立小便
第2章 有料便所と違式? 違条例、違警罪、警察犯処罰令
第3章 滑稽新聞が描くトイレの世界
第4章 新聞広告に登場した水槽便所
第5章 近代小学校トイレ史/第6章 排便のスタイル
第7章 活性汚泥法により日本で最初に屎尿を処理した都市は
第8章 トイレットペーパーの新聞広告と幻のペーパー

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