日本軍性奴隷制の隠ぺいを許さないために「慰安婦」問題・日韓「合意」を考える

彩流社ブックレット 2
「慰安婦」問題・日韓「合意」を考える 日本軍性奴隷制の隠ぺいを許さないために

前田 朗 編著
A5判 / 114ページ / 並製
定価:1,000円 + 税
ISBN978-4-7791-2213-2 C0036
奥付の初版発行年月:2016年03月 / 書店発売日:2016年03月25日
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内容紹介

昨年12月28日の慰安婦問題をめぐる
「日韓合意」は、被害を受けた女性たちが受け入れることの
できない「結末」であった。
最終的解決であるかのような意見が、日本だけでなく
韓国にも見られるが、そのゆくえはどうなのか?
被害者はどう受け止めたか?
「慰安婦」問題に対する安部政権のこれまでの姿勢と
今後の対応は?
日韓のみならず東アジア・東南アジアや国際社会に
どのような意味を有するか?

日本の「慰安婦」問題が戦時性暴力であり、日本政府に
法的責任があること、公式謝罪と賠償を行なうべきである
ことが、四半世紀に及ぶ調査と討論を通じ、国連人権委員会、
国際自由権規約委員会、女性差別撤廃委員会(他)なども
日本政府に解決を求めてきた。

本書では歴史的経過と本質に立ち返り、議論の視座を再確認
しながら、「合意」の内実を明らかにし、批判的に検討する。

著者プロフィール

前田 朗(マエダ アキラ)

1955年札幌生まれ。大和民族・日本国籍。
中央大学法学部、同大学院法学研究科を経て、
現在、東京造形大学教授(専攻:刑事人権論、戦争犯罪論)。
朝鮮大学校法律学科講師、日本民主法律家協会理事。

主著:近著に
『東アジアに平和の海を』(彩流社、木村三浩氏との共編著)、
『軍隊のない国家』(日本評論社)、
『非国民がやってきた!』(耕文社)、
『刑事法再入門』(インパクト出版会)、
『人道に対する罪』(青木書店)、
『9条を生きる』(青木書店)、
『増補新版ヘイト・クライム』(三一書房)、
『国民を殺す国家』(耕文社)、
『ヘイト・スピーチ法研究序説』(三一書房)他。
共編著に
『領土とナショナリズム』(三一書房、木村三浩と共著)、
『なぜ、いまヘイト・スピーチか』(三一書房、編著)、
『21世紀のグローバル・ファシズム』(耕文社)、
『闘う平和学』(三一書房)他。

目次

第Ⅰ部 日韓合意をどのように受け止めるか
 1.責任転嫁を許さない――梁澄子
 2.責任と反省なき二重基準で、「私たち」はこの過去を終わらせることができるか――西野瑠美子
 3.日韓合意に関する法的批判――川上詩朗
 4.性奴隷制とは何か――前田 朗
 5.安倍晋三と日本軍性奴隷問題――田中利幸
 6.フェミニズム倫理学から考える、 日韓合意――岡野八代
 7.「日韓は合意を白紙化すべき」――吉見義明
第Ⅱ部 「慰安婦」問題・日韓合意を批判する各界からのメッセージ
 野平晋作/申惠丰/阿部浩己/矢野秀喜/土井敏邦/木瀬慶子/辛淑玉/小林久公/角田由紀子/崔善愛/大森典子/奥本京子/菊地夏野/庵逧由香/安世鴻/清末愛砂/乗松聡子/宮西いづみ/高橋哲哉/金富子/徐勝/元百合子/坪川宏子/岡本有佳/吉池俊子/方清子

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