新現実主義の立場から米中台関係の分析

米中台関係の分析 新現実主義の立場から

河原 昌一郎 著
A5判 / 247ページ / 上製
定価:2,800円 + 税
ISBN978-4-7791-2177-7 C0020
奥付の初版発行年月:2015年10月 / 書店発売日:2015年10月07日
 ※PayPalでのクレジット払いか代金引換着払いがご利用いただけます
※受注翌々日営業日までに発送します。地域によりますが、2~5日ほどでお届けします。International shipping is not available.
注文・返品などについて詳しくは「特定商取引法に基づく表示」のページをご確認ください。
 

内容紹介

●パワーと脅威による米中台関係の理論的解明!
●東アジア国際政治の待望の理論書!

これまで、米中台関係は、何らかの統一的な視点で客観的に
分析されることはなかった。
相手国に対する脅威認識の強弱、共通脅威の存在等の状況によって、
国家間で一定の持続性を有する「関係」(同盟的関係、敵対的関係等)
は形成される。
本書は、これら脅威認識によって形成される米中台関係の動向を
的確に把握しようとする試みである。

「新現実主義は、パワーを有益な手段として見なすが、
国家の最終的な目的は安全保障にあるとする。
この考えによれば、パワーが少なすぎるのは良くないが、
多すぎても安全保障にとってはマイナスのことがある
(他国がパワーを増強し、または同盟を結成する等)ので、
安全保障の確保に適切な量のパワーを保持することが
最も良いこととなる。」(本書より)

著者プロフィール

河原 昌一郎(カワハラ ショウイチロウ)

かわはら・しょういちろう
1955 年、兵庫県生、1978 年、東京大学法学部卒業 
農林水産省入省 、1995 年、在中国日本大使館参事官、
1998 年、内閣外政審議室内閣審議官、
2001 年、農林水産省課長、2003 年~、
農林水産政策研究所(研究室長、上席主任研究官)、
2009 年、博士(農学)〔東京大学〕、2011 年~、
日本安全保障・危機管理学会理事、
2015 年、博士(安全保障)〔拓殖大学〕
●著書『中国農村合作社制度の分析』(農山漁村文化協会、2009 年)、
『詳解中国の農業と農村』(農山漁村文化協会、1999 年)ほか。
論文「南シナ海問題におけるフィリピンの対中国提訴に関する一考察」
『国際安全保障』(2014 年9 月)、
「アメリカの対台湾政策と台湾海峡ミサイル危機」
『拓殖大学大学院国際協力学研究科紀要』(2013 年3 月)ほか。

目次

第1章 国際政治の理論と新現実主義
●1、現実主義の系譜
●2、国際政治のパワーと構造
●3、国際政治の「関係」、「一般利益」等
●4、防御的現実主義と攻撃的現実主義
第2章 台湾中立化宣言と米中台関係
●1、台湾中立化宣言以前の東アジアの国際政治
●2、台湾中立化宣言と東アジア国際政治の変化
第3章 第一次台湾海峡危機と米中台関係
●1、米台の同盟的「関係」の進展と「一般利益」
●2、米華相互防衛条約締結と「特殊利益」の扱い
●3、第一次台湾海峡危機における「特殊利益」への関与
第4章 米中和解と米中台関係
●1、中ソ対立と東アジア国際政治の構造・「関係」の変化
●2、東アジア国際政治の構造・「関係」と米中和解
第5章 台湾海峡ミサイル危機と米中台関係
●1、アメリカの対台湾政策と東アジアの国際政治
●2、台湾海峡ミサイル危機とアメリカの介入
●3、台湾海峡ミサイル危機におけるアメリカの戦略
第6章 米中台外交と戦略的「関係」
●1、米中台外交の動向(1990 年代後半~ 2000 年代前半)
●2、東アジア国際政治の構造・「関係」とアメリカの対中国脅威認識
(1990年代後半~ 2000 年代前半)
●3、国際政治の「関係」と米中台外交の総合的考察
(1990 年代後半~ 2000 年代前半)
第7章 戦後の米中台関係の変化と現在
●1、米中の「関係」の変化
●2、アメリカと台湾防衛
●3、中台、米台の「関係」
●4、国際政治の「関係」と外交

関連書

ページの上部へ▲