「大東亜戦争」と1968思想としてのファシズム

思想としてのファシズム 「大東亜戦争」と1968

千坂 恭二 著
四六判 / 250ページ / 上製
定価:2,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2143-2 C0010
奥付の初版発行年月:2015年07月 / 書店発売日:2015年07月21日
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内容紹介

未だ「ファシズム」は牢獄に幽閉されたままである。

中野正剛、内田良平、蓮田善明と三島由紀夫、そして赤軍兵士たち…。
果たして彼らは本当に冥府へと旅立ったのか。再び彼らを呼び寄せ、
語ることによって、いままで見えてこなかった新たな歴史の可能性が見えてくる。

「戦後、ファシズムは、絶対悪とされた。しかし、問題は、それほど簡単なことではなく、ファシズムは重層構造として現実に入り込んでおり、現実を構成している。場合によっては、ファシズム批判を可能にしているのは、実はファシズムだったということもあり得るのだ。」(「まえがき」より)

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

千坂 恭二(チサカ キョウジ)

ちさか・きょうじ
1950 年生まれ。高校在学中からアナキズム運動に参加し、
「アナキスト高校生連合」や「大阪浪共闘」で活動。
70 年代初頭、新左翼論壇において最年少のイデオローグ
として注目され、
『歴史からの黙示』(田畑書店)を著すも、次第に隠遁生活へ移行。
長期にわたる沈黙を経て、08 年頃から再び雑誌などに精力的に
論文を発表しはじめ、「アナキスト的ファシスト」とも評される
異端の過激論客として劇的な復活を果たした。

目次

     I
中野正剛と東方会──日本ファシズムの源流とファシスト民主主義
内田良平と黒龍会──アジア主義の戦争と革命
世界革命としての八紘一宇──保守と右翼の相克

     II
1968年の戦争と可能性──新左翼、アナキズム、ファシズム
連合赤軍の倫理とその時代──「軍」と「戦争」の主張
蓮田善明・三島由紀夫と現在の系譜──戦後思想と保守革命

     III
ロングインタビュー──21世紀の革命戦争──ファシズム・ホロコースト

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