古代バビロニアからダンテの『神曲』まで中世における数のシンボリズム

中世における数のシンボリズム 古代バビロニアからダンテの『神曲』まで Medieval Number Symbolism : Its Sources,Meaning and Influence on Thought and Expression

ヴィンセント・F・ホッパー 著, 大木 富 訳
四六判 / 395ページ / 上製
定価:3,700円 + 税
ISBN978-4-7791-2127-2 C0014
奥付の初版発行年月:2015年05月 / 書店発売日:2015年05月20日
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内容紹介

古代文明の数の観念が、初期キリスト教などに取り入れられ、
どのようにして中世の数のシンボリズムを形成していったのか…。
豊富な資料を用いて詳細に分析する古典的名著!

「本研究の目的は、数というものは、数学の道具、ましてやゲームの駒などではなく、様々な記憶に満ちあふれ、雄弁に意味を語る、根源的実在であるという意識が、いかに深く中世の思想に根づいていたかを明らかにすることにある。山上におけるキリストの変容に三人の使徒が居合わせたということは、中世においては、軽々しく看過できないことであった。」(「序文」より)

著者プロフィール

ヴィンセント・F・ホッパー(ホッパー,F.ヴィンセント)

Vincent Foster Hopper
1906年、ニュージャージー州に生まれる。28年にプリンストン大学において修士号を取得。32年からはニューヨーク大学の助教授となり、その後、同大学教授として比較文学等の講義をおこなう。76年に死去。共著に、『ヨーロッパ文学の背景』(Backgrounds of European Literature. New York: Appleton-Century-Crofts, 1954)などがある。

大木 富(オオキ トム)

Ohki Tom
1958年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程前期終了。
神奈川工科大学准教授。専門は、16・17世紀の英詩、中世思想史。
共著『マージナリア―隠れた文学/隠された文学』(音羽書房鶴見書店)
共訳書『スポーツと薬物の社会学―現状とその歴史的背景』(彩流社)
論文「John Donneの数秘術」など

目次

序 文 
第一章 初歩的数のシンボリズム
──古代オリエント、インド、ギリシャ 
第二章 占星術上の数
──古代バビロニアと旧約聖書 
第三章 ピュタゴラス派の数論
──具体的な数論の分析と考察 
第四章 グノーシス主義者
──グノーシス主義、ヘルメス主義、カバラ、錬金術 
第五章 初期キリスト教の著述家
──数の寓意的解釈とその基礎の確立 
第六章 中世における数の哲学
──様々な領域の数の象徴の用法と実例 
第七章 秩序の美・ダンテ
──『神曲』の数的構成と数のシンボリズムの用法 
補遺 北方異教における象徴としての数
──古代スカンジナビア、ケルト神話など 

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