それはどっちだったか

それはどっちだったか Which Was It? and “Indiantown”

マーク・トウェイン 著, 里内 克巳 訳
四六判 / 480ページ / 上製
定価:4,000円 + 税
ISBN978-4-7791-2094-7 C0097
奥付の初版発行年月:2015年04月 / 書店発売日:2015年04月01日
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内容紹介

グロテスクで残酷な笑いと悪夢の物語──
マーク・トウェイン晩年の幻の「傑作」、本邦初訳!

南北戦争前のアメリカ南部の田舎町インディアンタウン。
〈嘘〉をつくことによって果てしなく堕ちていく町の名士。

恐怖と笑いが入り混じる独特の筆致で浮かび上がる、
トウェインの鋭い人間観察と、同時代アメリカへの批判的精神。

晩年期の1899~1906年にかけて長く断続的に書き継がれた
未発表作品『それはどっちだったか』。
19世紀の人種問題を背景の一部にした暗く苦い物語は、
一般的な明るいイメージのトウェイン像を大きく裏切る異色の作品であるが、
盛期から晩年に至る作家の歩みを凝縮した「隠れた代表作」と言える。

トウェインが執筆にかけた年数と分量から、無視できない作品であるにも
かかわらず、国内外で長く黙殺されているトウェインの幻の「傑作」を、
丁寧な「解説」とともに紹介する。

原型となった短編「インディアンタウン」(1899)も収録(本邦初訳)!

前書きなど

◉「ほんのヒトコト」
第30回 マーク・トウェイン〈新作〉?の魅力──里内克巳(マーク・トウェイン『それはどっちだったか』訳者)

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

マーク・トウェイン(トウェイン,M)

Mark Twain, 1835-1910
『トム・ソーヤーの冒険』(1876)や『ハックルベリ・フィンの冒険』(1885)で
知られるアメリカの国民作家。

里内 克巳(サトウチ カツミ)

大阪大学言語文化研究科准教授。
【著書】『マーク・トウェイン文学/文化事典』(共著、彩流社、2010)、
『バラク・オバマの言葉と文学──自伝が語る人種とアメリカ』
(編著、彩流社、2011)など。
【訳書】
ジョージ・ワシントン・ケイブル『グランディシムー族──
クレオールたちのアメリカ南部』(共訳、彩流社、1999)。

関連書

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