ユダヤ系文学と「結婚」

ユダヤ系文学と「結婚」

広瀬 佳司 編著, 佐川 和茂 編著, 伊達 雅彦 編著
四六判 / 287ページ / 上製
定価:2,800円 + 税
ISBN978-4-7791-2082-4 C0098
奥付の初版発行年月:2015年04月 / 書店発売日:2015年04月01日
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内容紹介

制度としての結婚、グラス割りなど独特の儀式、民族の命運、修復・変革を
求める結婚生活………
文学、映画からユダヤ人の結婚観を探る。

結婚(そして離婚も)は誰にとっても一大事。ユダヤ系社会にあっては、
結婚はさらに民族的・宗教的にも特別な意味を持つ。
そんなユダヤ人の、伝統的社会から現代のおける結婚のもつ意味や
様相を、結婚式という始まりから、結婚生活のありようを経て
離婚・離別といった終わりまで、文学作品や映画をひもとき考察する。

著者プロフィール

広瀬 佳司(ヒロセ ヨシジ)

 ノートルダム清心女子大学教授。
著書に『ユダヤ文学の巨匠たち』(関西書院、一九九三年)など。
共編著に『ユダヤ系文学に見る教育の光と影』(大阪教育図書、
2014)、『笑いとユーモアのユダヤ文学』(南雲堂、2012)など。
訳書に『ヴィリー』(大阪教育図書、2007)、『わが父アイザック・B・シンガー』
(旺史社、1999)など。

佐川 和茂(サガワ カズシゲ)

青山学院大学教授。
著書に『ユダヤ人の社会と文化』(大阪教育図書、2009)、
『ホロコーストの影を生きて』(三交社、2009)。
共編著に『ゴーレムの表象――ユダヤ文学・アニメ・映像』
(南雲堂、2013)など多数。

伊達 雅彦(ダテ マサヒコ)

尚美学園大学教授。
共編著に『ユダヤ系文学に見る教育の光と影』(大阪教育図書、2014)など多数。

目次

【収録内容(予定)】
第1章 結婚における修復のテーマ(佐川和茂)
     —アイザック・バシェヴィス・シンガーの作品を中心に
第2章 結婚・離婚観(今井真樹子)
     ーアイザック・バシェヴィス・シンガーの短編を中心に
第3章 異性装と結婚制度の撹乱(中村善雄)
     ーバーブラ・ストライサンドとアイザック・バシェヴィス・
      シンガー『イェントル』
第4章 結婚と喜劇(勝井伸子)
     —バーナード・マラマッド『ドゥービン氏の冬』
第5章 ハーツォグの離婚による悲しみ
    (アンディ・ゴルドン/江原雅江訳)
     —ソール・ベロー『ハーツォグ』
第6章 失われた片割れを求めて(鈴木元子)
     —ソール・ベローの『ラヴェルスタイン』にみる結婚
第7章 グラス割りから考える結婚生活の意義(鈴木久博)
     ーアーサー・ミラー『壊れたガラス』
第8章 完璧なる人生と結婚(大森夕夏)
     ーシンシア・オジック「エデュケーション」
第9章 結婚による自己変革(杉沢怜維子)
    ーフィリップ・ロス「アメリカ三部作」
第10 章 エロティシズムの果てに(広瀬佳司)
     ーハワード・ジェイコブソン『愛の行為』と『動物園の時間』
第11 章 解放という名の束縛(坂野明子)
     ーネイサン・イングランダー作品に見られる結婚のかたち
第12 章 ユダヤ人の結婚式と〈破壊〉(伊達雅彦)
     ーアメリカ映画に見る〈グラス割り〉

関連書

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