アメリカ建国と作家の誕生評伝 マーク・トウェイン I

評伝 マーク・トウェイン I アメリカ建国と作家の誕生 Mark Twain : A Biography

飯塚 英一 著
四六判 / 440ページ / 上製
定価:4,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2048-0 C0098
奥付の初版発行年月:2014年10月 / 書店発売日:2014年10月21日
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内容紹介

アメリカを代表する国民的作家マーク・トウェインの本邦初の本格的評伝!
代表作『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』は
あまりにも有名であるが、旅行記、幻想小説、科学小説…など多面的な
その作品の系譜は意外に知られていない。ゴールドラッシュから南北戦争、
さらに自ら命名した戦後の「金メッキ時代」と、まさに時代と並走するその生涯は、
アメリカの歴史そのものである。リンカーンやエジソンなど同時代人との関わりや、
日本との関係など複眼的な視点から論じる歴史物語。
全3巻刊行開始!(II 巻、2015 年、III、巻2016 年)

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

飯塚 英一(イイヅカ エイイチ)

いいづか えいいち
Iizuka Eiichi
帝京大学教授。
著書に『旅行記作家マーク・トウェイン』、『若きアメリカの肖像』、
訳書にマーク・トウェインの『赤道に沿って(上下)』(彩流社)などがある。

目次

 第一章 アメリカ合衆国の誕生 
       国王による、国王のための宗教改革 
       植民地獲得競争に出遅れたイギリス 
       「ボストン・ティーパーティー」から武力衝突へ 
       最高司令官ジョージ・ワシントン
       トマス・ペインの『コモン・センス』 
       独立宣言の公布
       サラトガの戦い―世界最強のイギリス軍を撃破 
       万能の人、ベンジャミン・フランクリン
       パリ条約の締結と合衆国憲法の制定
       ワシントン政権の発足 
       元財務長官ハミルトンと元副大統領の決闘 
       第二次独立戦争=「一八一二年戦争」 

 第二章 一八三五年 サム・クレメンズ誕生 
       サミュエル・ラングホーン・クレメンズ 
       フランス政府から派遣されたトクヴィル 
       トクヴィルのアメリカ見聞録
       貴族社会のアメリカ南部
       西部の異端児、アンドルー・ジャクソン 
       ジャクソニアン・デモクラシー 
       領土拡張の時代 
       忌々しい「テネシーの土地」 

 第三章 ミズーリ州ハンニバル 
       川沿いの町ハンニバル 
       学校嫌いのサム 
       ハックのモデル 
       兄オリオン 
       アラモの戦いからメキシコ戦争へ
       世紀の大発見 
       ゴールドラッシュで稼いだ男たち 
       その後のサッター 
       印刷工見習いのサム 
       はじめてみる東部の大都会 
       
 第四章 憧れのミシシッピ川パイロット 
       ミシシッピ川の歴史 
       蒸気船の時代 
       パイロットに弟子入り 
       弟ヘンリの事故死 
       南北戦争直前のオリオン 
       一八六〇年 徳川幕府の遣米使節 
       ワシントンの子孫 
       大歓迎されるサムライたち 
       幕末の日本人漂流民 
 
 第五章 開戦前夜 
       『アンクル・トムの小屋』出版の波紋 
       トウェインの隣人、ストウ夫人 
       ストウ夫人の悲劇―次男フレッドの失踪 
       奴隷制度廃止運動の高まり 
       「セルフ・メイド・マン」エブラハム・リンカーン 
       政治の世界へ 
       弁護士時代のリンカーン 
       宿敵ダグラスとの息詰まる論争 
       一八六〇年の共和党大会 
       南部連合の樹立 
 
 第六章 南北戦争 
       序盤戦における南軍の優勢 
       南部の義勇軍「マリオン・レンジャーズ」 
       「北軍にグラントあり」 
       奴隷解放宣言 
       南北戦争最大の激戦、ゲティスバーグの戦い 
       総司令官ユリシーズ・グラント 
       アトランタ陥落から終戦へ 
       フォード劇場での惨劇 
       懸賞金の行方 

 第七章 「マーク・トウェイン」誕生
       兄オリオンの栄転 
       駅馬車の旅 
       悪名高きガンマン、ジャック・スレイド 
       モルモン教のブリガム・ヤング 
       「クレメンズ知事」盛衰記 
       一攫千金を夢見て 
       『エンタプライズ』入社 
       
 第八章 遅咲きの青春を謳歌
       講演界のスーパースター、アーテマス・ウォード
       筆禍事件であわや決闘か
       芸術の都、サンフランシスコ
       ボヘミアンたちとの交遊
       出世作「キャラベラス郡の跳び蛙」
       ハワイからの特ダネ
       トウェインの講演デビュー
       アメリカ文壇の中心地、ニューヨークへ
       強烈な個性のウェイクマン船長
       売れなかったはじめての著書
   
 第九章 パックツアー「聖地巡礼の旅」
       プリマス教会と聖地巡礼の旅
       クエーカーシティ号
       十九世紀は「万博の世紀」
       好きになれなかったイタリア
       深夜の冒険―パルテノン見物
       ロシア皇帝に会う
       遺跡の宝庫、聖地パレスチナ
       ミイラを買ったメンバーもいエジプト観光
       団長ダンカンとトウェインの確執
       後日談―航海で親しくなった人たち
  
 第十章 旅行記作家として全米デビュー
       リンカーン亡きあとのアメリカ
       共和党の実力者スーワードのアラスカ購入
       アメリカン・パブリッシング社からの提案
       旅行記出版をめぐるアルタ社との確執
       人気作家の仲間入り
       一八六九年 地球規模の交通革命
       フランス人レセップス
       変人技師の提案、大陸横断鉄道
       世紀の大工事―知られざる裏面史

  

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