フリーメーソンと革命家の系譜ロシアを動かした秘密結社

ロシアを動かした秘密結社 フリーメーソンと革命家の系譜

植田 樹 著
四六判 / 304ページ / 上製
定価:2,900円 + 税
ISBN978-4-7791-2014-5 C0022
奥付の初版発行年月:2014年05月 / 書店発売日:2014年05月22日
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内容紹介

歴史の水面下で改革と革命を担った政治思潮の視点から、知られざるフリーメーソンの思想と組織、歴史的役割を史実と実話のエピソード、手記などを積み重ねて掘り起こした労作。
 ロマノフ王朝の興隆の源流から始まり、栄華の舞台裏で綿々として繰り返された秘密組織の野望と陰謀、その挫折を通じて巨大帝国が緩やかな内部崩壊へと至る、知られざるロシアの裏面史。彼らの思想や秘密組織としての活動様式は、やがて帝国の土台を掘り崩す流血のテロリストや革命家たちに引き継がれ、大団円を迎える。
 一見、一枚岩と見えたロシア帝国の堅固な専制体制の水面下で、フリーメーソンの思想と活動は時代ごとに、①近代化の旗手、②反専制の旗手、③革命の旗手という様々な役割を担って歴史を陰で動かしたのだ。

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

植田 樹(ウエダ シゲル)

1940 年東京生まれ。1964 年東京外大ロシア科卒業、同年NHK放送記者、入局1974 〜79 年モスクワ特派員、1992 〜2000 年解説委員、その後、モスクワ会(在東京マスコミ各社ロシア専門記者会議)代表幹事。日ロ交流協会 顧問、副会長など歴任。
【主な著訳書】
『最後のロシア皇帝』 ちくま書房(新書)1998 年
『コサックのロシア』 中央公論新社 2000 年
『チェチェン大戦争の真実』 日新報道 2004 年
『キャラバン・サライのロシア』(上・下巻) 東洋書店 2008 年
『カーター回顧録』(上・下巻)共訳 日本放送出版協会
『新・ロシア人』(上・下巻)共訳 日本放送出版協会

目次

まえがき
第一部 西欧における選民たちの秘密結社
 1 イギリスの石工組合の仲間たち
 2 フランスの大東(方)社
 3 騎士団起源説の結社
 4 組織と儀礼
第二部 ロシアのフリーメーソン
 1 西欧化の旗手──ピョートル大帝
 2 密かなる挑戦
 3 啓蒙君主とフリーメーソン
 4 華麗なる神殿騎士団
 5 黄金バラ十字団
 6 パーヴェル帝をめぐる“某事件”
 7 マルタ騎士団の始末記
 8 西欧化する上流社会
 9 専制の土台を揺るがす新思潮 126
 10 伝統派対改革派の対立
 11 一八二二年の禁止令
第三部 テロと革命の先駆者たち
 1 憂国の青年将校たちの秘密結社
 2 テロリストと革命家たち
 3 テロリストたちの群像
 4 『革命家の入門書』
 5 最初の政治結社──「土地と自由」
 6 「人民の意志」党
 7 社会主義者・革命者党
 8 社会民主労働党とボリシェヴィキ
第四部 革命の陰謀家たち
 1 パリのロシア人
 2 ロシア国内での結社の復活
 3 “革命党”のロシア諸民族大東方本部
 4 革命家たちのフリーメーソン
 5 革命への序曲──第一次世界大戦
 6 二月革命
 7 スターリン体制下の秘密組織
第五部 望郷
 1 亡命者のフリーメーソン
 2 新生ロシア時代
あとがき

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