元兵士2500人の証言から戦場体験キャラバン

戦場体験キャラバン 元兵士2500人の証言から

戦場体験放映保存の会 編著, 中田 順子 編著, 田所 智子 編著
四六判 / 320ページ / 並製
定価:2,500円 + 税
ISBN978-4-7791-1996-5 C0036
奥付の初版発行年月:2014年07月 / 書店発売日:2014年07月23日
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内容紹介

ぐいぐい惹きつけられるおもしろさ!
これまでの「定番」話からは決して見えてこなかった、意外な戦場のすがお。聞き書きの形でこそ立ち上がってくる兵士たちの詳細な体験。背景にある2500人以上もの証言の集積がもつ説得力。20~40代の若手が中心になり自主的に集めた証言。

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

戦場体験放映保存の会(センジョウタイケンホウエイホゾンノカイ)

2004 年、もうすぐ消えてしまう戦場体験を、なんとか後世に遺さなくてはならないとの危機感を同じくする元兵士と若者が手を携え、老若約100 人の賛同で発足。2010 年から「全国キャラバン」を編成し、無色・無償・無名をモットーに全国規模で体験談の聞き取りを行う。これまでに収集した証言は2500 余。http://www.jvvap.jp/index.html

中田 順子(ナカタ ジュンコ)

1974 年7 月1 日生まれ。主に東京と大分で育つ。大学院進学、モスクワ大留学を経て、都内のIT 関連企業に就職。2004 年1 月、恩師のNHK 時代の同僚であった上田哲氏(故人・国会議員25 年)の講演会において氏が主催するインターネット放送局の活動を知り、参加するようになる。そこでインタビュー技術や撮影、編集、組織運営などについて薫陶を受けつつ、同年12 月、戦場体験放映保存の
会の立ち上げに参加する。現在もボランティアとして事務局長を務める。

田所 智子(タドコロ サトコ)

1966 年8 月6 日生まれ、兵庫県出身。高校2 年の夏休み、亡祖父が戦時中に読んでいた『老子』にあった書き込みを見つけ「国民が皆騙されて付いて行ったわけではなかったのだ」と気づく。大阪大学医学部卒業。1993 年連合の選別選挙と社会党の変節に思い詰め、上田哲氏に手紙を送ったところ返事が来たのをきっかけに、氏を中心とする運動に参加。2000 年、医学博士取得、上京して本格的に活動を始める。2004 年戦場体験放映保存の会設立に参加、以来事務局次長を務めている。

目次

!さあ、読者のみなさんも一緒にキャラバンに出よう!
……出発にあたって……
❖1日目 勝ち戦の話を聞く
 中国 日中戦争初期―山崎良雄さん
 ハワイ 真珠湾攻撃のパイロット―城武夫さん
 インドネシア 落下傘降下、空の神兵―城正行さん
❖2日目 戦局の変わり目の話を聞く
 ミッドウエー海戦 空母「赤城」沈没― 須藤文彦さん
 南太平洋 輸送船の沈没2 回―斎藤元雄さん
❖3日目 中国の戦場の話を聞く
 苦力(く-り-)の拉致と殺害―井ノ口金一郎さん
 行軍と警備―飯塚清さん
 慰安所の風呂を作る―児玉利彦さん
❖4日目 南方の戦場の話を聞く
 ビルマ インパール作戦―増茂武三郎さん
 ニューギニア ジャングルと飢餓―遠藤勝太郎さん
 フィリピン・レイテ沖海戦 戦艦「武蔵」沈没―上平芳明さん
 フィリピン・ルソン島 山中への転進― 安田誠さん  
❖5日目 孤島の戦場の話を聞く
 サイパン島 玉砕と投降―山内武夫さん
 硫黄島 地下壕―三田春次さん 
 マロエラップ環礁 食べるための戦い―田口勝三郎さん
 パラオ南西諸島 忘れられた島―齊藤仁太郎さん
❖6日目 志願と空の戦争の話を聞く
 商業学校、予科練クラス一斉志願―後藤重三郎さん 
 学徒兵、特攻出撃―松浦喜一さん
 夜間雷撃隊パイロット―新井省吾さん 
❖7日目 沖縄戦の話を聞く
 座間味島 集団自決―上里和子さん  
 沖縄出身現役兵―嶺井巌さん
❖ 8 日目 敗戦とその後の話を聞く
 満州 引き揚げ、葛根廟(かっこんびょう)事件―大櫛戊辰さん 
 シベリア抑留と民主化運動―池田幸一さん
 看護婦、命ぜられて中国国共内戦に従軍する―坂本初枝さん

■キャラバンはどうでした?(聞き取りボランティアによる対談)
戦争の話って暗いですか?/原爆や空襲に比べてずっと語られてこなかった兵士の体験/加害体験でなければ意味がないのか?/特攻とひめゆりは戦争話のブランドです/沖縄で体験を聞くむずかしさ/「~~のため」の体験談ではそぎ落とされる話がある/戦争体験は民間で残そう/あの決まり文句(今の平和と繁栄は戦没者の方々の犠牲の上にある)について話してみたetc…

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