モダニズム批判としての『ユリシーズ』ジョイスの反美学

ジョイスの反美学 モダニズム批判としての『ユリシーズ』

中山 徹 著
四六判 / 352ページ / 上製
定価:3,800円 + 税
ISBN978-4-7791-1985-9 C0098
奥付の初版発行年月:2014年02月 / 書店発売日:2014年02月21日
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内容紹介

モダニズム文学の金字塔『ユリシーズ』とはモダニズムへの大いなる“不満の書”である!
スラヴォイ・ジジェク翻訳者による、圧倒的な『ユリシーズ』論!
西洋モダニズムにおける美学(芸術を手本とする身体デザイン、
没関心、観照的態度など)と政治(優生学、ファシズム、帝国主義など)の結託
――「政治の美学化」。T・S・エリオット『ユリシーズ論』とは対極に立ち、
ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』のなかの「反美学」を精緻に読み解く。

美学とそれが発生させる不満(ジレンマ)は、歴史的文脈あるいは言説をふまえなければ見えてこないにもかかわらずその文脈や言説に書き込まれているわけではないある種の不在の「問い」であり、ジョイスの「反美学」はそれにたいする「答え」である。(「跋」より)

著者プロフィール

中山 徹(ナカヤマ トオル)

一橋大学大学院言語社会研究科准教授。
著書(共著)に『ジェンダーと「自由」』(彩流社)、『文学研究のマニフェスト』
(研究社)など、
訳書にスラヴォイ・ジジェク『大義を忘れるな――革命・テロ・反資本主義』(共訳)、
『暴力』(いずれも青土社)など。

目次

序 
第一章 美学、カルチャー、モダニティ
第二章 複製技術時代の優生学
第三章 社会衛生学の主体
第四章 数学的に崇高な生殖
第五章 ピグマリオニズム、あるいは関心という病
第六章 テクストのアナモルフォーズ
第七章 ノイズ、未来派、ファシズム
第八章 ジョイスにおける物質性と文学性
第九章 モダニズムの崇高な対象

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