三島由紀夫における「アメリカ」

三島由紀夫における「アメリカ」

南相旭 著
四六判 / 328ページ / 上製
定価:2,800円 + 税
ISBN978-4-7791-1983-5 C0095
奥付の初版発行年月:2014年04月 / 書店発売日:2014年04月24日
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内容紹介

「女性」的な「日本」を表象した川端文学に対し、「男性」的な「日本」を表象した三島文学。「日本」は三島理解の重要な概念であるが、じつは、「アメリカ」に、三島理解の重要な鍵があった!若き韓国の研究者が、隣国から見た三島由紀夫の「アメリカ」とは?

版元から一言

【編集担当から一言】
この本は、韓国の若き研究者の一冊です。韓国人が三島由紀夫というフィルターを通してみた「アメリカ」とはどんなものか? あるいは、「アメリカ」というフィルターを通してみた三島由紀夫はとは?
「あとがき」の次の文章が印象に残ります。
「三島は、韓国人の理解を拒む「日本」の領域が依然として残っていることを示す証のような存在であり、こうした「他者」を理解することによって初めて、真の意味で両国のあいだの「交流」がはじまるのではなかろうか。」

著者プロフィール

南相旭(ナム・サンウク)

1972年韓国京畿道生まれ。慶熙大学日語日文学科を卒業した後、東京大学総合文化研究科比較文学比較文化コースに入学、修士、博士課程終了。2011年『三島由紀夫における「アメリカ」』で学術博士号取得。その後、韓国成均館大学比較文化研究所に所属しながら、日本戦後文学及び文化に関する研究及び講義を続けている。日本文学関連の論文多数。

目次

序論
 ◎三島由紀夫と「アメリカ」
第一章
 ◎「花ざかりの森」における「アメリカ」
 「貴族の瞳」から眺められる「アメリカ」と「アメリか」の日本
第二章
 ◎『金閣寺』における「アメリカ」
 占領期の「アメリカ」表象を中心にして
第三章
 ◎『鏡子の家』における「アメリカ」
 「日本」のなかの「アメリカ」から「日本」の外の「アメリカ」へ
第四章
 ◎『美しい星』における「アメリカ」
 米軍基地の「跡」としての「日本」の遺された「アメリカ」
第五章
 ◎『音楽』における「アメリカ」
 「精神分析」を通して変わっていく「アメリカ」と「日本」
結論
 ◎三島由紀夫の「アメリカ」から見えてくるもの

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